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ダンナの力量は妻が決める【ダンナのトリセツ 第1回】

  • 2016.4.18
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こんにちは。心理カウンセラーの小高千枝です。

みなさんにとって「カウンセリング」や「メンタルトレーニング」はまだ身近な存在ではないかと思います。

けれど、こうやってカウンセラーという立場でメッセージを送らせて頂いただき、みなさまと共有する機会が増えて来ていることによって「心をみつめる」「自己理解を深める」「円滑なコミュニケーションのために」など…少しずつ、興味関心を持っていただけているということも感じております。

(c) aleshin - Fotolia.com

心理学というと、「なんだか難しそう」「心を読まれそう」そういった感覚を受ける方も多いかと思いますが、心理学は“対人コミュニケーション”に役立つひとつのツールです。

自分自身の“人生に興味”を持ち、“内面的豊かさ”を培うための方法という意識を持っていただけると、少し敷居が下がるのではないかな…と思っております。

そこで今回より、皆さまがより心地よい毎日を過ごすための、ご主人との向き合い方について『ダンナのトリセツ』としてお伝えしていきたいと思います。

■ダンナさまが笑顔であるためにしたいこと

日ごろ、ご主人に対してどのような接し方をしていますか? ひとは、何気ない言葉掛けや、接し方で気持ちが左右されるものです。

毎朝「行ってらっしゃい」のキスをしないまでも、玄関までお見送りをしたり、共働きの場合は「おはよう」と、笑顔のあいさつは欠かさないようにしたり…コミュニケーションはしっかりと取れていますでしょうか?

みなさんの日常を支えるご主人の“仕事”は、なくてはならないモノ。

職場で毎日元気に気持ちよく「笑顔でお仕事を頑張ってもらいたい」と思うのであれば、妻の“「内助の功」度”が影響を与えます。

■男性の支配欲、名誉欲によりそう

ではどのような接し方や言葉掛けが、内助の功度を高めるのでしょう。

それは、男性の本能的に備わっている支配欲や名誉欲によりそい、満たすことです。

支配欲…他人を自分の思い通りに動かし、集団を統制したいリーダー的思考の欲求

名誉欲…業績や功績を認められ、社会的地位や名声など他者からの尊敬を求める欲求

「そんなこと、今さらできない!」と思われた方もいらっしゃるかもしれませんね。

しかし、「できない」と決めつけるのではなく、少し冷静になり、ご自分を客観視してみてください。

ご主人が元気に笑顔で毎日を過ごしてくれる。普段はお仕事に力を注ぎ、休みの日は家族との時間を大切にする。

そんなご主人であるためには、妻であるみなさんの力量にかかっているのです。

男性が女性よりも消極的になっている時代とも言われていますが、根本的に備わっている本能にアプローチをかけることが賢い女性の生き方。

お仕事を頑張っていることに対して「いつもありがとう」「本当に頑張ってくれているよね」。

疲れているときには「お疲れさま」「ゆっくり休んでね」。

こういった女性のかわいらしい、しおらしい姿を見せると、また男性の保護欲をくすぐり、さらにご主人のパワー全開! で、お仕事に精が出ることでしょう。

ダンナのトリセツ その1賢い女性は、根本的に備わっている“本能”にアプローチ! どんなダンナさまでも、内助の功しだい。支配欲と名誉欲にうまくよりそってあげましょう。

とはいえ、考え方のちがいも多く、ささいなことでもぶつかりやすいのが夫婦。第2回では、どのようにしてご主人と向き合っていけばよいか、男女の特徴から考えてみましょう。

(小高千枝)

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