来年はついに現在5歳の長男が小学生になります。母がソワソワと色々なランドセルを調べているのですが、長男は全く興味を示しません。しかたがないので私と夫がいくつか候補を絞り、複数のランドセルが置いてある店に行きましたが……。
長男が選んだランドセルは…
長男はとにかく忘れっぽく物の扱いが乱暴なので、布製で軽くてランドセルよりも安価なランリュックがいいなと思いながら見ていると、珍しく長男がランドセル選びに乗り気になってきました。しかし長男は、まさかの本革製で純白のランドセルを選んできたのです。内心「絶対すぐキズだらけになるし、重たいからイヤだと言い出すでしょ!」と思いつつ、ニコニコ笑顔でせっかく選んだランドセルを否定するわけにもいかず、一旦保留にして帰宅しました。
数週間後、本人が選ぶならと本革純白ランドセルを買いに行こうとすると、前に選んだランドセルのことはすっかり忘れており「お友だちと一緒のランリュックがかっこいい!」と言い出しました。この機会を逃すまいと、私はすぐに購入しました。
ランドセルを6年間使うといっても、生まれてまだ5年しか経っていない息子にとっては、なかなか理解が難しかったかなと感じました。使うのは本人なので意見を尊重してあげたい気持ちと、高い買い物になるので後々困らないような物を選びたいという気持ちが両方あって悩みました。気分や言動もコロコロ変わる子なので、今後の買い物でも即決せずに時間を少し置いてみるとよいのかもしれないと感じた出来事です。
著者:冬田 雪子/30代女性・自営業
3歳、5歳の兄妹を育てる母。趣味は読書。インドア派なのに、体力オバケの子どもたちに振り回される毎日。
作画:しおん
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年2月)
ベビーカレンダー編集部