Text by 井上大輔(編集部)
16日、北マケドニア1部のシュクピは、所属選手のアンドレイ・ラザロフが昨夜発生した悲惨な火災による犠牲者になったと訃報を伝えた。
「ラザロフは英雄的な精神の持ち主で、火災に見舞われた環境から他の人々を脱出させようとして命を落とした。
彼は人命救助に努める中で煙に巻かれたが、最後の瞬間まで勇気と人間性を発揮した。彼の英雄的な行為は、その高潔な性格と寛大な心の証として、我々の記憶に永遠に残るだろう。
クラブ、チームメイト、そしてサッカーコミュニティ全体にとって大きな損失。我がクラブに降りかかった史上最大の悲劇の一つであるこの瞬間に感じている痛みを言葉で表現することはほとんど不可能だ。
彼はチームに6か月しかいなかったが、チームの一員として彼の名前は永遠に忘れられないものとなるだろう。彼の思い出は我々の心の中にいつまでも忘れられないまま残る」
U-21北マケドニア代表経験も持つ25歳のラザロフは、昨夏にクロアチアのチームから加入したばかりだった。
15日に北マケドニアのコチャニにあるディスコで発生した火災では、59人が亡くなり、159人が負傷する大惨事となった。痛ましい火災で亡くなったのは、ほとんどが若者だったとのこと。
『Index.hr』によれば、クラブは一旦ラザロフに命の危険はないと発表し、地元ジャーナリストも同じ情報を伝えていたが、その後、死亡が確認されたという。