こちらのタルタルソース、卵を茹でずにレンチン!味のアクセントはつぼ漬け!と、わたしのタルタルソースの既成概念を壊す、衝撃のレシピなんです。考案者は、節約&時短レシピがお得意な料理愛好家で、お料理系YouTuberのかっちゃん。卵と薄力粉をまとわせて香ばしく焼いた鶏むね肉に甘酢を絡め、レンチンで作ったつぼ漬け入りのタルタルソース、名付けて「つぼタル」をたっぷりかけていただくそうです。
節約&時短レシピがお得意!料理愛好家かっちゃんの「つぼタルチキン南蛮」
レンチンで作る、つぼ漬け入りタルタルソースが特徴の「つぼタルチキン南蛮」。チャンネル登録者数151万人という、大人気の料理系YouTuber・かっちゃんが、2024年6月6日放送の名古屋テレビ『ドデスカ+(プラス) 』で紹介していたレシピです。
では、作ってみましょう。
「つぼタルチキン南蛮」の材料と作り方をチェック♪
【材料】2人分
鶏むね肉…約350g
卵…2個
薄力粉…大さじ2
マヨネーズ…大さじ3
つぼ漬け…40g
塩…少々
こしょう…少々
◆合わせ調味料
しょうゆ…大さじ1と1/2
みりん…大さじ1
酢…大さじ1
砂糖…大さじ1
片栗粉…小さじ1/2
【作り方】
1. 卵2個のうち1個を溶きます。
2. 鶏むね肉はひと口大に切り、塩、こしょう、溶き卵1/2個分を加えて揉み込み、10分ほどおきます。
今回、鶏むね肉の皮は取り除きました。また、1分ほど揉み込みました。
3. タルタルソースを作ります。
耐熱容器に2で残った溶き卵を入れ、さらに、卵1個を割り入れます。
電子レンジで加熱するので、破裂しないよう、黄身に1か所、爪楊枝などを使って穴を開けておきます。
ラップをして、電子レンジ(600W)で1分ほど加熱します。500Wなら約1分10秒加熱。
今回使った卵のサイズがちょっと小さかったので、500Wで50秒加熱しました。
すると、こんな感じ。
溶いた卵はしっかり火が通り、割り入れた卵は、ほどよく固まっています。
卵を潰しながら混ぜます。
見た目は、ほぼ茹でた卵を潰したのと同じ。おもしろい。
みじん切りにしたつぼ漬けとマヨネーズを加えて、和えます。
卵が熱いうちにマヨネーズを入れると卵と油が分離すると聞くので、少し冷めてから、つぼ漬けとマヨネーズを加えることにしました。
これで、「つぼタル」の出来上がり。早っ。3分もかからずタルタルソースが出来るとは、恐れ入りました。
4. 器にしょうゆ・みりん・酢・砂糖・片栗粉を入れ、混ぜます。
5. 2に薄力粉を加え、混ぜます。
6. フライパンにサラダ油(分量外)を引いて、油が温まったら5を入れ、両面に焼き目がつくまで焼きます。火加減は言っていなかったので、中火にしました。
今回は、片面3分ずつ焼きました。
フタをして2分蒸し焼きにします。
7. 6に4をまわしかけ、絡めながら炒めます。
8. 7をお皿に盛り付け、3のタルタルソースをかければ出来上がり。彩りにミニトマト2個を添え、生のパセリのみじん切り(各分量外)を散らしました。
調理時間は20分。難しい工程もなく、とっても簡単でした。
では、いただきます!
鶏むね肉、やわらかっ!!!下味をつける際、一緒に卵も揉み込んだことが、このやわらかさの秘密なのかはわかりませんが、鶏むね肉なのにパサつかず、めちゃめちゃやわらかい!
鶏肉の味付けも◎。甘ったるくない、コクのあるちょうどいい甘酢です。ご飯が進む味付け。酢の酸味があまり感じないので、もう少し酢を効かせてもいいかなとは思います。
レンチンで作ったつぼ漬け入りのタルタルソース「つぼタル」は、卵黄のなめらかさは普通のタルタルソースに比べて少ないものの、固まった白身の食感もある、ちゃんとしたタルタルソースです。おもしろい。
ただ、つぼ漬けが全然、味と食感のアクセントになっていない(笑)。どうやら、つぼ漬けを細かく刻みすぎたようで、その存在をあまり感じられず…。けっこう大きめに刻んだほうが、ポリポリ食感を楽しめるかなと思います。
また、今回使ったつぼ漬けが甘くて薄めの味付けだったからか、マヨネーズと混ざると味がボヤけ気味。「つぼタル」には、味が濃いめのつぼ漬けを使うのがよさそうですよ。玉ねぎのみじん切りを加えると、味にメリハリがつくかなとも思います。
『ドデスカ+(プラス) 』で紹介していた、かっちゃんの「つぼタルチキン南蛮」は、鶏むね肉を使って家計にやさしく、且つ10分以上かけてゆで卵を作る手間をグッと省ける、節約&時短レシピでした。作ってみてはいかがでしょう。