アルコール依存症の親や暴言と暴力で子どもを押さえつける親、家族から際限なくお金をむしり取る親など…。
実際に存在する“毒親”に育てられた子どもたちの最大の悲劇は、「こういう家族でも普通」「これが当たり前」と疑う気持ちが持てずに、今の状況から逃げられないこと。そしてそれは大人になってからも引きずり続けることになり――。
『酔うと化け物になる父がつらい』で世に衝撃と共感をもたらし、新刊『うちは「問題」のある家族でした 』も好評発売中の著者・菊池真理子さんが毒親から生還した10人を取材。自身も含め、有名無名11人の“元・子どもたち”の赤裸々な体験談が描かれた『毒親サバイバル』を再連載でお届けします。
※本作品は『毒親サバイバル』(菊池真理子/KADOKAWA)から一部抜粋・編集しました
この記事はセンシティブな内容を含みます。ご了承の上、お読みください。