おもちゃを囲む北海道北見市の認定こども園のこどもたち。
このおもちゃは機能を失った心臓を電気ショックで動かす「AED」をモデルに作られた『トイこころ』です。
▼限定1000個が完売!パパ考案のおもちゃにこめられた思い「ヒーローが増えてほしい」
開発したのは北見市でAEDを販売する2児のパパ、坂野恭介さんです。
「赤いサイロ」で知られる北見市の菓子店「清月」が、『トイこころ』56個を購入して、市内の認定こども園や幼稚園などに寄付しました。
その遊び方は、本物の「AED」とほぼ同じ。
自動音声にしたがって、ぬいぐるみにパッドを貼り、診断のあとに、電気ショックを行います。
「電気ショック大成功だ!」
そのあとは、『トイこころ』のリズムに合わせて心臓マッサージ!
子ども達は、いつものおもちゃとは一味違う『トイこころ』に、興味津々です。
「興味を持ってもらえるかなという不安があったんですけど、自分なりの遊び方で『トイこころ』を楽しんでいる様子が見られてうれしかった」
坂野さんは、『トイこころ』を通して全国の子どもたちに「AED」のことを知ってほしいと願っています。
文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい
※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2025年2月21日)の情報に基づきます。