Text by 井上大輔(編集部)
かつてシャルケで内田篤人とともに活躍したオランダ代表FWクラース=ヤン・フンテラール。
レアル・マドリーやミランでもプレーしたストライカーは、オランダ代表史上3位となる通算42ゴールを叩き出した。
そのフンテラールは2021年に引退すると、古巣アヤックスで働いてきた。
そうしたなか、14日、アヤックスは2026年まであったフンテラールとの雇用契約を解除したと発表。
すでに2023年10月の時点で健康上の問題によってディレクター職を辞任していたが、アヤックスは「いつかクラブに戻ってきてくれると嬉しいが、彼の健康が最優先事項。彼がここで果たしてきた仕事に感謝しつつ、さらなる回復で力強く成功することを祈っている」と説明している。
現地メディアによれば、41歳のフンテラールは、燃え尽き症候群に苦しでいるという。
2023年10月にディレクターを辞した後もアヤックスの試合には一度も姿を見せておらず、「完全に回復するまで新たな挑戦はしないようだ」とのこと。
フンテラールはスーパースカウトと評されたスヴェン・ミスリンスタットと一緒にアヤックスで職務にあたっていたが、ミスリンスタットによって影に追いやられていたとも(ミスリンスタットは2023年9月にアヤックスを解任)。