Text by 井上大輔(編集部)
久保建英が所属するレアル・ソシエダは、13日に行われたUEFAヨーロッパリーグのマンチェスター・ユナイテッド戦に1-4で敗れた。
開始10分にPKで先制するも、PKによる2失点で逆転されると、後半に退場者を出して、突き放された。
この日はユナイテッドに3回PKが与えられたが、3度目のPK判定はユナイテッド選手自らPKではないと進言したことで取り消された。
そうしたなか、ソシエダはフランス人のブノワ・バティスタン主審の判定に憤慨。
14日に「悪魔は青を着ていた」との声明を発表した(主審が着ていたのが水色のユニフォームで、ユナイテッドはレッドデビルズとの異名を持つ)。
「悪魔は青い服を着て歩いていた。ヨーロッパリーグのような大会は、審判のブノワ・バスティアンによって昨日レアル・ソシエダが受けたような扱いを受けるに値しない。
このフランス人はハットトリックを待ち望んでいるようだった。昨日、オールド・トラッフォードでは悪魔は青い服を着て歩いていた。これがファンと選手たちの一日の過ごし方だった」
また、「全く存在しないPKを、品位のないやり方で与えた。このような動きに対してPKが与えられるのは恥ずべきことだ」などと主審の判定をこき下ろしている。
ソシエダの地元紙『El Diario Vasco』も「ソシエダ激怒。『悪魔は青をまとう』は衝撃的な見出し」とも伝えている。
ソシエダはユナイテッド相手に2試合合計スコア2-5で敗れ、ELベスト8進出はならなかった。