【写真】ハゲタカ(三浦貴大)の胸倉を掴み怒る灰江(赤楚衛二)
赤楚衛二主演のドラマ「相続探偵」(毎週土曜夜9:00-9:54、日本テレビ系/TVer・Huluにて配信※第8話は野球中継により放送開始時間変更の可能性あり)の第8話が3月15日(土)に放送される。
遺産相続をめぐる痛快ヒューマンミステリー
同ドラマは、「SPEC」シリーズなどで知られる脚本家・西荻弓絵氏の同名漫画が原作の「相続」というテーマに特化したヒューマンミステリーで、西荻氏が自ら脚本も担当。赤楚が元弁護士の相続探偵・灰江七生を、桜田ひよりが休学中の医大生・三富令子、矢本悠馬が元警視庁科捜研のスーパーエース・朝永秀樹を演じ、難解な相続問題をコミカルに、痛快に、時に大真面目に解決していく。
「相続探偵」第8話あらすじ
第8話は――
亡き東大名誉教授・薮内晴天(佐野史郎)に浮上した七人の隠し子疑惑。その真相を暴いた灰江は、薮内の潔白を証明。疑惑を報じた週刊誌も訂正文を掲載し、薮内の汚名はそそがれたかに見えたが…。灰江の事務所に、ハタチの青年・島田正樹(小林虎之介)が訪ねて来て、「実は…僕の父が薮内教授だと、死んだ母から聞かされたことが…」と8人目の隠し子が現れる。
母と二人で暮らしていた正樹は、薮内とは数年に一度会っていた程度。遠い親戚だとばかり思っていたが、母が死の間際に初めて薮内との関係を告白したという。とはいえ確たる証拠はなく、母の話をうのみにはできなかったが、薮内の隠し子騒動を知って、もしかしたら…と思い、灰江を訪ねて来たのだ。
正樹の手元に残っているのは、ゴルフ場のキャディーをしていた母とメンバーだった薮内のツーショット写真だけ。それだけでは何とも言えず、遺産目当ての虚言の可能性もあるとみて話を切り上げようとする令子と朝永。しかし灰江は「穏やかな顔だ…」と、写真の中の薮内の表情が気になり、念のため、正樹のDNAを調べてみることに。すると、正樹が薮内の実子である可能性が極めて高いことが判明する。さらに調べると、正樹の実家のローンの連帯保証人に薮内の名前があった。正樹の母と薮内が親密な関係にあったことは、もはや疑いようがない。
「僕はどうしたらいいんでしょう?」戸惑う正樹に、灰江は二つの選択肢を提示。「死後認知」の訴えを起こすか、解決金をもらって訴えは起こさないか。本来なら法にのっとり死後認知の訴えを起こすのが筋だが、いま訴えを起こせば間違いなくマスコミは大騒ぎし、正樹も母も誹謗中傷の的になりかねない。答えに悩む正樹。しかしすでに、灰江の因縁の相手ハゲタカことフリーの週刊誌記者・羽毛田香(三浦貴大)が正樹の情報をキャッチし、スクープを狙っていた。
――という物語が描かれる。
灰江の過去が明かされる
ドラマ公式Xや日テレ公式YouTubeなどで見ることができる予告動画では、薮内の本物の隠し子・正樹が現れ、灰江は真相解明に奔走。「真実の方が時として単純で、残酷なものなんすよね」と灰江は言う。
そんな中、ハゲタカは灰江と正樹が一緒にいるところを撮り、週刊誌に記事を載せる。灰江はハゲタカに殴り掛かり「弱者をいたぶるのがお前のジャーナリズムか」と怒りをあらわに。そして、ある事故によりマスコミに対しての思いが変わった灰江の過去が明かされていく。