私はヨウコ。夫と中学生の息子との3人暮らしです。近所に住んでいた実家の親が、少し前に二世帯住宅を建てました。1階が両親、2階と3階が弟家族の住居というつくり。弟マナブと妻のレイさんの要望を聞いたため、わが家からは少し離れてしまいました。私にできることといえば、ときおり両親の様子を見に行ったり、話を聞いてあげたりする程度。新しい家で弟家族と幸せに暮らしながら、老後を楽しんでほしいと思っていました。しかし……?
私は時間を見つけてはなるべく話を聞きに行くようにしていました。しかし新居に引っ越した両親は、どこか元気がないように感じます。買ってきた和菓子を食べながら話を聞いてみると、なにやらこの生活への困りごとがあるようで……?
同居生活が始まってしばらく経ちますが、両親に元気がないのはどうやら弟一家のふるまいが原因のようです。弟の世帯はマナブとレイさん、そして小学生の男の子が2人。不満がたまっていた両親は、次から次へと愚痴が止まりません。
両親が気の毒でたまりません。そりゃ同居を決める際、一番最初に「お互いのことはお互いで」という話になっていたのかもしれません。だからといって同じ屋根の下に住んでいる高齢者を無視するかのような好き勝手な生活はどうなんでしょう。もう少しお互いに気を遣い合って、気持ちよく生活をすることはできないのでしょうか。
両親には、残りの人生を楽しく過ごしてもらいたいのに……。相手を想って、なかなかハッキリと自己主張ができない両親は、このまま黙って暮らさないといけないのでしょうか。そう思うと、なんだか悲しくなってきてしまうのでした。
※この漫画はママスタに寄せられた体験談やご意見を元に作成しています。