キャンプの夜には欠かせないアイテム、ランタン。ガスランタンやオイルランタンなど様々な種類が存在するが、ここ数年爆発的な人気を博しているのが「小型LEDランタン」だ。
そこで今回の記事では、小型LEDランタンの魅力や選び方、おすすめ商品について詳しく解説したい。
小型LEDランタンが持つ魅力とは?
小型LEDランタンの魅力は、なんといっても取り扱いが簡単で、安心して使えること。ガスランタンやオイルランタンとは違い燃料漏れのリスクが無く、本体が高温になることもないため、子どもでも安心して使うことができる。
そして、軽量で持ち運びができるのも嬉しいポイント。トイレや炊事場に行く時は懐中電灯代わりに使ったり、就寝前はテント内の光源として利用することも可能。他にも日常の防災アイテムとして枕元に置けるなど、ランタンの中では活用の幅が圧倒的に広い。
このように抜群の機能性を誇る小型LEDランタンだが、唯一残念なポイントを挙げるとすれば、人工的な明かりであること。本物の炎ならではの揺らめきや雰囲気を楽しみたい場合は、オイルランタン等を活用しよう。キャンプシーンに合わせた使い分けが重要だ。
小型LEDランタンの選び方
小型LEDランタンを選ぶ時は、①明るさ、②充電式or電池式、③手持ちor卓上、④偽物に注意、という4つのポイントが大切。それぞれ詳しく見ていこう。
①明るさ
明るさは「ルーメン」という単位で表され、概ね以下が目安となっている。
- 1,000ルーメン:キャンプサイト全体を明るく照らす
- 500~300ルーメン:テーブル上を明るく照らす
- 300~100ルーメン:テント内を照らす
- 100ルーメン:手持ちの懐中電灯やヘッドライト
キャンプ中にどういう用途で使うのかを検討した上で、適切な明るさの小型LEDランタンをチョイスしよう。明るさが可変式の商品を選ぶのもおすすめだ。
②充電式or電池式
小型LEDランタンの電源は、充電式もしくは電池式のどちらか。
繰り返し何度でも充電して使うことのできる充電式は、電池を交換するためのランニングコストがかからない点が魅力。ただし、充電が切れたら使えなくなってしまう。フル充電でどれだけの時間使用できるか事前に確認しておいたり、モバイルバッテリーを用意しておく必要がある。
一方の電池式は、停電時や災害時でも電池さえあれば使えるのが大きなメリット。常に替えの乾電池を準備しておく必要はあるが、キャンプ時だけでなく防災アイテムとしても活用したいのであれば、電池式の方が適している。
③手持ちor卓上
懐中電灯としても小型LEDランタンを使いたい場合は、圧倒的に手持ちタイプの商品がおすすめ。利便性よりもデザイン性を重視したい場合は、卓上タイプの方が選択肢が多くなる。自分の用途に合わせて好みのタイプを選択しよう。
④偽物に注意
今や小型LEDランタンは大人気ギアの1つとなっているため、市場には偽物が出回っていることがある。欲しい商品がある場合は、実店舗で販売されているモノや、正規代理店で購入するのが確実。定価よりも明らかに安価なモノ、個人輸入品などには注意が必要だ。
おすすめの小型LEDランタン「Goal Zero LIGHTHOUSE micro FLASH」
最後におすすめの小型LEDランタン「Goal Zero LIGHTHOUSE micro FLASH」を紹介。
通称ゴールゼロは、小型LEDランタンのブームの火付け役といえる存在だ。手のひらサイズで非常に扱いやすい上に、ランタンとして側面が光る発光モードと、懐中電灯として上部が光る発光モードを使い分けることができる。
また、底面にはUSBコネクタがあり、ケーブル無しで充電が可能。一度使えばその使い勝手のよさが分かる、とても便利なギアだ。
まとめ
今回の記事では、小型LEDランタンの魅力や選び方を解説した上で、おすすめ商品としてゴールゼロをピックアップしてご紹介した。
小型LEDランタンにはゴールゼロ以外にも様々な商品がある。本記事を参考に、ぜひ自分のキャンプスタイルに合った商品を見つけてほしい。