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アクアスキュータムのコートにバブアーのジャケット、ハンターのラバーブーツほか。一生モノの【英国ブランドの名品42選】

  • 2025.3.16

春一番に纏いたいアクアスキュータムのアウター

老舗ブランド、アクアスキュータムをはじめ英国ブランドをピックアップ。春のコートに加え、バッグなどの小物など、42点をご紹介します。伝統的なモノづくりに裏打ちされた確かな名品たちから、一生モノを探してみてください。

Aquascutum

FOODED COAT

フード付きコート¥154,000、パンツ¥47,300(共にアクアスキュータム)、バッグはスタイリスト私物

鮮やかなオレンジカラーが目を引くフード付きのミドル丈コート。中綿ライナー付きだから寒さが厳しいこの時季から、ライナーを外せば春先まで着用可能。緩やかなAラインでカジュアルに、ウエストを絞ってメリハリのあるシルエットにと、着こなしを楽しめるのも魅力。

SOUTIEN COLLAR COAT

ステンカラーコート¥154,000、シャツ¥38,500、パンツ¥42,900(全てアクアスキュータム)、バッグはスタイリスト私物

右ページで着用しているフード付きコートと同シリーズ、色違いのステンカラーコート。アクアスキュータムを代表するニューアクアテック素材を使用しているので撥水効果も◎。襟を立てて裏地のクラブチェックをさり気なく見せれば、一層洒落感のある着こなしに。

SHORT BLOUSON

ショートコート¥97,900、トップス¥36,300、パンツ¥47,300(全てアクアスキュータム)、バッグはオトナミューズ3月号付録

ボクシーなシルエットがこなれ感たっぷりのショートブルゾン。ライナーはなく、裏地も背抜きのみの軽い作りは春先のアウターとして活躍しそう。袖口を折り返してクラブチェックを覗かせてアクセントにしても素敵。

TRENCH COAT

トレンチコート¥176,000、シャツドレス¥64,900(共にアクアスキュータム)、トートバッグはオトナミューズ3月号増刊付録、ショルダーバッグ、シューズ、ピアスはスタイリスト私物

アクアスキュータムの代名詞でもある、風格漂うロングトレンチコート。上品な光沢感と適度なハリ感、すっきりとした美しいシルエットはさすがの1着。ネイビーカラーをチョイスすればオケージョンシーンにも。

ニット&チェックスカートスタイル

タートルネックニット¥47,300(ジョン スメドレー/リーミルズ エージェンシー)、キルトスカート¥26,400(オニール オブ ダブリン/岩久)、バッグ¥90,200(ストラスベリー)、タイツ¥2,530(靴下屋/タビオ)、ローファー¥254,100※1月現在(ジョンロブ/ジョン ロブ ジャパン)

これぞ英国トラッドなシンプルスタイルが決まるのは、本物のクオリティがあってこそ。

着用しているのはこちらの英国ブランド

JOHN SMEDLEY

【ジョンスメドレー】 JOHN SMEDLEYのハイゲージニット

タートルネックニット¥47,300(ジョン スメドレー/リーミルズ エージェンシー)

昨年創業240年を迎えたニットブランド。最高級のエクストラファインメリノウールを使用したブランドを象徴する30Gのハイゲージニットは、その美しい光沢と滑らかな肌触りが特徴。

【オニール オブ ダブリン】 O'NEIL OF DUBLINのキルトスカート

キルトスカート¥26,400(オニール オブ ダブリン/岩久)

アイルランドの首都ダブリンで民族衣装であるキルト製品を作り続けている老舗ブランド。なかでも伝統的なタータンチェック柄の巻きプリーツスカートは年代問わず愛される1枚。

アランニットが主役のカジュアルスタイル

ケーブルニット¥65,780(インバーアラン/トラベルズ)、眼鏡¥41,800(オリバー ゴールドスミス/コンティニュエ)、デニムパンツ¥15,400(ラングラー/エドウイン・カスタマーサービス)

ざっくりとした質感が温かみのあるアランニットを主役に、大きめフレームの眼鏡を合わせてメンズライクなカジュアルスタイルに。

着用しているのはこちらの英国ブランド

【インバーアラン】 INVERALLANのアランニット

ケーブルニット¥65,780(インバーアラン/トラベルズ)

スコットランド発祥のニットブランド。伝統工芸ともいわれる独特な編み目模様のアランニットをハンドメイドで生産。その美しい編み地はアランニットでは世界最高峰とも称される。

【オリバー ゴールドスミス】 OLIVERGOLDSMITHの眼鏡

眼鏡¥41,800(オリバー ゴールドスミス/コンティニュエ)

50年代にブームを巻き起こし、ヨーロッパにおけるアイウェアの代名詞といわれる。オードリー・ヘプバーンやジョン・レノンなども愛用。写真はブランドの大定番、コンスルのミドルモデルのS。

大人になった今また新鮮な組み合わせ!

ジャケット¥66,000(バブアー/バブアー パートナーズ ジャパン)、ブーツ¥26,950(ハンター/ハンタージャパン カスタマーサービス)、ニット¥33,000(スローン/ザ ショップ スローン 新静岡セノバ店)、ミニスカート¥11,000(リー/エドウイン・カスタマーサービス)、ニットキャップ¥9,680(ハイランド2000/メイデン・カンパニー)、バッグ¥62,700(タスティング/グリニッジ ショールーム)、タイツ¥1,210、レッグウォーマー¥1,650(共に靴下屋/タビオ)

着用しているのはこちらの英国ブランド

【バブアー】 Barbourのワックスコットンジャケット

ジャケット¥66,000(バブアー/バブアー パートナーズ ジャパン)

昨年創業130年を迎えたバブアー。ブランドを象徴するワックスコットンジャケットは、乗馬や狩猟など用途によって複数のモデルを展開。定番人気は乗馬用に作られたビデイル。

【ハンター】 HUNTERのラバーブーツ

ブーツ¥26,950(ハンター/ハンタージャパン カスタマーサービス)

1856年にスコットランドでラバー製品の製造会社として創立。なかでもブーツは瞬く間に人気となり、特にラバーブーツはフェスでセレブが愛用したことで人気に火が付き、ブランドの代名詞に。

ハリのある素材が美しい シルエットとカラーを一層引き立てる。 ブラックの小物できちんと感も演出

ステンカラーコート¥242,000、シャツ¥52,800、パンツ¥52,800、傘¥22,000(全てマッキントッシュ/マッキントッシュ ギンザシックス店)、バッグ¥495,000(ロウナー ロンドン/エイチ アイ ティー)、シューズ¥176,000※予定価格(チャーチ/チャーチ クライアントサービス)、タートルネックカットソー¥18,700(サンスペル/サンスペル カスタマーサービス)

着用しているのはこちらの英国ブランド

【マッキントッシュ】 MACKINTOSHのゴム引きステンカラーコート

ステンカラーコート¥242,000(マッキントッシュ/マッキントッシュ ギンザシックス店)

スコットランドの化学者であるチャールズ・マッキントッシュが世界初の防水布を発明したことを起源に持つ。いわゆるゴム引きコートとして知られるアウターがブランドのアイコンに。

【ロウナー ロンドン】 LAUNER LONDONのハンドバッグ

バッグ¥495,000(ロウナー ロンドン/エイチ アイ ティー)

1940年代に高級革製品の会社としてロンドンで設立。“椿姫(トラヴィアータ)”と名付けられたワンハンドルのバッグは、エリザベス2世女王陛下も愛用し大ベストセラーに。

【チャーチ】 Church'sのウィングチップシューズ

シューズ¥176,000※予定価格(チャーチ/チャーチ クライアントサービス)、

1873年、トーマス・チャーチとその3人の息子によってノーサンプトンで設立。多数ある定番のなかでも特に人気を集めるのが、パンチングとウィングチップがポイントのバーウッド。

その他の注目英国ブランドはこちら

【グレンロイヤル】 GLENROYALのサッチェルバッグ

バッグ左から:[H25×W33×D7.5㎝]¥91,300、[H18×W23×D6.5㎝]¥74,800(共にグレンロイヤル/ブリティッシュメイド 銀座店)

牛革をワックスや蜜蝋で仕上げ、ベジタブルタンでなめしたブライドルレザーの小物を製造。定番はサッチェルバッグとよばれる学生カバン。

【ラベンハム】 LAVENHAMのキルティングジャケット

キルティングジャケット¥49,500(ラベンハム/ラベンハム カスタマーサービス)

キルティング製アウターのエキスパート、ラベンハム。定番モデルのRAYDONは襟とパイピングに施されたコーデュロイがポイント。100%リサイクルポリエステル生地を使用。軽い着心地が◎。

【ハイランドトゥーサウザンド】 HIGHLAND 2000のニットキャップ

リバーシブルニットキャップ 各¥6,380(共にハイランド2000/メイデン・カンパニー)

イギリス中央にあるノッティンガムでニットメーカーとして誕生。地元の羊毛を使用し、メイドインUKに徹底的にこだわる。肌触りのよい上質なニットキャップは種類もカラーも豊富で人気を集めている。

【フレッドペリー】 FRED PERRYのポロシャツ

ポロシャツ各¥15,400(共にフレッドペリー/フレッドペリーショップ東京)

テニスプレイヤーだったフレデリック・ジョン・ペリーにより誕生。胸元の月桂樹はウィンブルドン選手権の勝者に贈られるリースがモチーフ。60年代、モッズらの着用でポロシャツが若者の間でブームに。

【コーギー】 corgiのソックス

カラーリブソックス各¥3,520(全てコーギー/ホームステッド リミテッド)

ウェールズの炭鉱労働者のために作られたハンドメイドのソックスを起源に持つ、1893年創業のニットメーカー。チャールズ皇太子も愛用し、ロイヤル・ワラント(王室御用達認定証)としても認められる名品。

【サンダース】 SANDERSのレザーシューズ

左から:ブーツ¥72,600、メリージェーン¥69,300、ローファー¥70,400、ダービーシューズ¥61,600(全てサンダース/サンダース ジャパン)

ウィリアムとトーマスのサンダース兄弟により、靴の聖地ノーサンプトンで1873年に設立。1910年代の英国軍への軍靴供給契約をきっかけに大きく発展。サッと拭けば光るガラスレザーは手入れも楽。

【ジョンストンズ オブ エルガン】 Johnstons of Elginのストール

ストール¥50,600(ジョンストンズ オブ エルガン)

創業から200年以上にわたりカシミアやウールなどの上質素材を使ったストールを中心に手がけるスコットランドのブランド。冬はカシミア、春夏はシルクやリネンを混紡した滑らかな素材が魅力。

【フォックスアンブレラズ】 FOX UMBRELLASの傘

傘上から:¥50,500、下3本 各¥42,900(全てフォックスアンブレラズ/グリニッジ ショールーム)

世界初のナイロン素材やスチールフレームを採用した傘を開発した1868年設立のブランド。職人により1本1本丁寧に作り出される傘は、巻き込んだ際に細く収まるステッキのようなフォルムが美しい。

【マーティン・フェイジー】 Martin Faizeyのクイックリリースベルト

ベルト¥25,300(マーティン・フェイジー/グラストンベリーショールーム)

革職人であるマーティン・フェイジーによるブランド。ヴィクトリア朝時代の消防隊員が使うバックルからヒントを得たクイックリリースベルトは、イギリスの工房でオールハンドメイドで作られる。

【スマイソン】 SMYTHSONのステーショナリー

左から:ペンケース¥46,200、ノート各¥13,200(全てスマイソン/ヴァルカナイズ・ロンドン)

ステーショナリーやレザー小物で知られるスマイソンは、1887年に創立。なかでも世界初の携帯用手帳とされるパナマ手帳は、100年以上も愛され続ける名品。表紙にはオリジナルの刻印も可能。

【ロック&コー ハッターズ】 LOCK & Co. HATTERSのハット

ハット¥74,800(ロック&コー ハッターズ/アナトミカ 東京)

世界で最も古い帽子店とされる、ロック&コー ハッターズ(通称、ジェームス ロック)の創業は1676年。定番は中折れにもボーラースタイルにもできるフェルトハット。丸めて携帯もできる優れモノ。

【グローブ・トロッター】 GLOBE-TROTTERのスーツケース

スーツケース上から:参考商品、[H46×W80×D24㎝]¥401,500、[H50×W87×D26㎝]¥418,000(全てグローブ・トロッター/グローブ・トロッター銀座)

1897年の創業以来、今も職人によって手作りされているグローブ・トロッターのスーツケース。デザインやレザーの美しさはもちろん、ヴァルカン・ファイバーと呼ばれる素材を使用した丈夫な作りが特徴。

photograph:SHOHEI ISHIDA styling:MIYUKI SAWADA hair & make-up:MAIKO INOMATA[TRON] model:KANA OYA

2025年オトナミューズ3月号より

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