「スポーツアウター」に「ビッグシャツ」ほか。モデル佐田真由美と岩堀せりがナビする【2025年春のトレンドキーワード13】

春に向け心浮き立つ新作が続々と登場する3月。さて、今季の流行りはいかがなものかしら？ ということで、ここでは編集部でピックアップした13のトレンドキーワードを、佐田真由美＆岩堀せりの最強タッグでお届けします。

キーワード01 「ピンク」

ノスタルジックなパステルピンクから、落ち着いたトーンのダスティピンクまで、さまざまなピンクがランウェイを席巻！ もしかしたらオトナミューズ世代にとって手を出しづらい色なのかもしれませんが、エレガントなジャケットなど、アイテム次第では取り入れられるはず。心躍るキーカラーで分かりやすく春を呼び入れて。

キーワード02 「レース」

ロマンティックな雰囲気を醸し出す、繊細なレースも見逃せないキーワードのひとつ。デザインを見極めて、シックさと可愛らしさの絶妙バランスを楽しみたい！ いつものデニムスタイルも一気に華やぎます。

「ピンク」＆「レース」

［MAYUMI］ジャケット¥517,000、デニムパンツ¥154,000※共に予定価格、［SERI］ジャケット¥517,000、トップス¥115,500、デニムパンツ¥154,000※全て予定価格、ヘアピン※参考商品（全てセリーヌ バイ エディ・スリマン／セリーヌ ジャパン）

キーワード03 「ビッグシャツ」

この春はコンサバじゃないシャツに注目！ からだが泳ぐほどのビッグシャツを、胸元を大胆に開けてセンシュアルに着こなす、というのがポイント。手持ちのシャツをアップデートして、ザ・ベーシックなコーディネートに新しい風を吹かせてみてはいかが？

シャツ¥330,000、パンツ¥253,000、グローブ¥115,500、バッグ¥594,000、シューズ¥165,000（全てグッチ／グッチ クライアントサービス）

キーワード04 「スポーティアウター」

スポーティマインドのアウターがモダナイズされてランウェイに登場。日常着がこんなにも洒落て見えるマジック……！ ラフな印象の強いアイテムですが、この春は自由にレイヤードしつつ、コーデの主役として迎えるべし。

キーワード05 「ポロシャツ」

スポーティなアイテムと、きちんと感のあるデイウェアを融合させたスタイリングなど、リアリティもあって、すぐに真似したくなったミュウミュウの2025年春夏コレクション。ポロシャツは昨シーズンに続き、マストハブ。

「スポーティアウター」＆「ポロシャツ」

［SERI］コート¥869,000、ポロシャツ¥170,500、パンツ¥176,000、シューズ¥134,200※全て予定価格（全てミュウミュウ／ミュウミュウ クライアントサービス）、［MAYUMI］ジャケット¥544,500、ポロシャツ¥162,800、ショートパンツ¥330,000、シューズ¥151,800

キーワード06 「ランジェリータッチ」

これまで海外セレブたちが披露してきたランジェリースタイルが、モードでウェアラブルに進化。1枚だと少し勇気のいるランジェリーディテールは、ジャケットからチラ見せさせるなど、上手にリアルコーデに落とし込みたい！

「ランジェリータッチ」

トップス¥283,800、パンツ¥269,500、ゴールドリング¥62,700、シルバーリング¥88,000、バッグ¥379,500（全てジル サンダー バイ ルーシー アンド ルーク・メイヤー／ジルサンダージャパン）

キーワード07 「インパクトT」

フェザートップにバイクが疾走する力強いグラフィックをプリントしたロエベのTシャツはインパクト大。今季は潔い白のタンクトップもランウェイで目立っていましたが、我々が着るなら、遊び心のあるこちらが有力候補。

キーワード08 「ワイドデニム」

引き続き、デニムはワイドでルーズなシルエットがトレンド。ドレープが施されるなど、ひと味違うデザインデニムもブームになる予感！ スーパーベーシックなアイテムだからこそ、さらに踏み込んで攻めてみるのも手です。

キーワード09 「フラワープリント」

春を先取りするのにぴったりなフラワープリント。今季は主張の強い柄よりも、愛らしいトーンが気分です。イメージに合わせてスウィートムードに全振りするのではなく、レザーのシューズを合わせるなど甘辛く落とし込みたい！

「インパクトT」＆「ワイドデニム」＆「フラワープリント」

［MAYUMI］Tシャツ¥112,200、デニムパンツ¥189,200、ブレスレット¥210,100、シューズ¥162,800、［SERI］ドレス¥223,300、シューズ¥155,100、リング¥122,100※全て予定価格（全てロエベ／ロエベ ジャパン クライアントサービス）

キーワード10 「リボン」

リボン旋風がランウェイに巻き起こった模様。バックスタイルを飾るリボン、リボン装飾の付いたトップスやドレス、ヘア小物まで。この春は、てらいなくいける範囲で取り入れてみましょうよ。

キーワード11 「トレンチコート」

クラシックなアイテムだからこそ、オーバーサイズに変えるだけでグッと洗練された印象に。ウエストをベルトでギュッと絞ってメリハリを出すのも◎。柔らかなクリームカラーも新鮮！ ミニドレスから定番のTシャツ×デニムまで、あらゆるスタイルに溶け込み、ステートメントピースとしても頼れる1着を見つけて。

「リボン」＆「トレンチコート」

［SERI］トップス¥569,800、パンツ¥336,600、シューズ¥160,600（全てザ・ロウ／ザ・ロウ・ジャパン） ［MAYUMI］コート¥433,400、シューズ¥156,200※参考商品（共にマックスマーラ／マックスマーラ ジャパン）

キーワード12 「パワースーツ」

着る人に自信を与えてくれるパワフルなスーツが際立っていた今季。パワーショルダーやボックスシルエットから、ボディラインにフィットするタイプまで、ジャケットは好みや体形に合わせて選択を。胸元は素肌感を意識＆足元にはヒールを合わせて、女性らしさをアピールするのもお忘れなく。

キーワード13 「シアー」

コーデに自然なヌケ感を生むシアー素材が、前シーズンに続き、トレンド入り。クワイエット・ラグジュアリーの傾向が落ち着いた今シーズン、開放感を感じさせる華やかな素材をトップスでもボトムでもセレクトしたい！

［MAYUMI］ジャケット¥528,000、パンツ¥283,800、サングラス¥69,300、シューズ¥181,500、［SERI］トップス¥544,500、スカート¥594,000、ベルト¥159,500、ブレスレット¥145,200、シューズ¥181,500（全てサンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ／サンローラン クライアントサービス）

photograph:YASUTOMO SAMPEI styling:KASUMI KATO hair:GO UTSUGI make-up:TOMOKO OKADA[TRON] model:MAYUMI SADA, SERI IWAHORI text:HIROKA AMANO[P41]

otona MUSE 2025年4月号より