Text by 奥崎覚(編集部)
先日のU20アジアカップで見事4大会連続となるU-20ワールドカップ出場を決めたU-20日本代表。
9月からチリで開催されるワールドカップ本大会に向けて、今月はスペイン遠征に臨む。
今回の活動はU20アジアカップと違いインターナショナルマッチウィークに行われるため、後藤啓介(アンデルレヒト)や塩貝健人(NEC)、小杉啓太(ユールゴーデン)といった欧州でプレーする有力選手たちも招集。
20日にU-20フランス代表、24日にU-20アメリカ代表と、いずれもU-20ワールドカップ出場が決まっている2チームと対戦する(遠征地のスペインも出場国だが今回試合は組まれない模様)。
その“腕試し”の相手、U-20フランス代表のメンバーをフランスサッカー連盟(FFF)が13日に発表。フランスのレジェンド、ジネディーヌ・ジダン氏の四男エリアスがメンバー入りを果たした。
エリアス・ジダンは2005年12月26日生まれの19歳。父が選手・監督として在籍したレアル・マドリーのアカデミーで育ち、2024年にベティスへ移籍。現在はBチームでプレーしている。
身長はなんと195cm!ポジションはセンターバック、利き足も左と父とは似ても似つかないスタイルだが、マドリー出身らしく技術レベルはしっかりしており、ポテンシャルは非常に高い。
20日に行われるU-20日本代表のフランス戦、もし放送・配信されるようであれば「ジダン」の名を背負う19歳にもぜひ注目してほしい。
ちなみにジダン氏の息子、長男エンツォ、次男ルカ、三男テオ、そして四男エリアスは、全員がプロサッカー選手。
29歳のMFエンツォは2023年に引退したが、26歳のGKルカはスペイン2部グラナダ、22歳のMFテオはスペイン2部コルドバでそれぞれプレーしている。