次男の3歳の誕生日のお祝いに、よく利用する焼肉屋さんへ晩ごはんを食べに行ったときのことです。いつも店外で待っていても呼び出してくれるので、車で映画を見ながら順番待ちをしていたところ、あとから到着したお客さんを先に通しているのを目撃。次はわが家の番だと思っていたので少しモヤッとしましたが、パラパラと退店する人の姿があったのでもう少し待つことにしました。
冷たい印象の店員さんが次男に…
そのあとすぐに席へ案内されましたが、対応してくれたのは金髪のお兄さん。ニコリともせず、淡々と注文を取って去っていきました。普段は愛想のいい店員さんが多いだけにガッカリしながらも、次男の誕生日なので気持ちを切り替えて食事を楽しんでいました。
すると、先ほどの金髪のお兄さんが近づいてきて「ボク、もしかして誕生日かな?」と声をかけてくれてびっくり! 私がそうだと答えると、「食後にデザートサービスあるんで言ってください!」と教えてくれました。私たち家族の話が聞こえていて、わざわざ案内してくれたのです。しかも息子に「おめでとう」とも言ってくれました。
淡々と注文を取る姿と金髪という外見で、勝手に冷たい印象を持ってしまいましたが、外見や一時の関わりですべてを判断してしまってはいけないと学んだ出来事でした。
著者:花森 りぶ/30代女性・保育士
3歳と6歳のわんぱく兄弟を育てるママ。保育士の経験を活かしてベビーマッサージ講師に転身予定。
作画:森田家
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年2月)
ベビーカレンダー編集部