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パン屋で、子どもに「私が取りたい!」と言われ任せた親 → 最後に放った『トンデモ発言』に店内騒然

  • 2025.3.14

パン屋さんで目撃した、困った客の話。「自分でパンを取りたい」という子どもをよく見かけます。でも、見られているのは親の態度かも? そんな体験談を、パン屋さんで働く友人が教えてくれました。

画像: パン屋で、子どもに「私が取りたい!」と言われ任せた親 → 最後に放った『トンデモ発言』に店内騒然

子どもにトングを持たせる親

私は、パン屋でレジのアルバイトをしています。

忘れもしない、困った客の言動。それは「子どもにトングを持たせ、パンを取り、落としたパンの返品を訴える人」です。

パンを取るとき、お客様はトングとトレイを自分で持ち、パンを選びます。私の働く店は焼きたてを売りにしているので、ビニールやラップでパンを覆うことはせず、むき出しの状態でパンが並んでいます。

小さな子どもが、よく「自分でパンを取りたい!」と親に訴える姿はよく見かけます。でも大抵は落としてしまうことが目に見えているので、親が取ってあげています。

子どもの「自分で取る!」に折れるも、予想通りの結末に

そして先日のこと。5歳くらいの女の子とお母さんが店にやってきました。

女の子は「自分で取る!」と頑な。

「危ないからお母さんが取るよ」と言っても、折れない女の子。

しびれを切らしたお母さんは「じゃあ、やってみる?」と言ったのです。女の子は自分でパンを3個選びましたが、大きなトレイを支えきれず、ポトポトとすべて落としてしまいました。お母さんは「それみたことか」の表情。

そしてお母さんは私のレジに並び、「これ子どもが落としちゃったんで、お返ししますね」と言ったのです。

謝罪なし、購入なしで店をあとに

イライラした様子のお母さんは、謝罪もなく、何も買わず、店を出ていきました。

もちろん落としたパンは廃棄。子どもの「やりたい」を応援する親心は理解できます。ダダをこねる子どもを説得するのも至難の業でしょう。

しかし、公共の場であるお店では、周囲やお店への配慮も大切にしてほしいと思った出来事でした。

【体験者:40代・パートタイム、回答時期:2025年3月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Yuki Unagi
フリーペーパーの編集として約10年活躍。出産を機に退職した後、子どもの手が離れたのをきっかけに、在宅webライターとして活動をスタート。自分自身の体験や友人知人へのインタビューを行い、大人の女性向けサイトを中心に、得意とする家族関係のコラムを執筆している。

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