Text by 石井彰(編集部)
今季フォルトゥナ・デュッセルドルフからイングランド2部のリーズ・ユナイテッドに移籍し、目覚ましい活躍を見せている日本代表MF田中碧。
昇格争いの難しい戦いの中で首位を守っており、先日はミルウォールを相手に2-0と勝利。田中碧はそのなかで2点目を奪うことに成功している。
このシーズン終了後にはより大きなクラブへの移籍も噂されており、リーズはその後釜としてOBのカルヴィン・フィリップスを復帰させるプランを検討しているとか。
そんな田中は13日、自身のInstagramで「ここからは気持ちと根性」と投稿していた。
「Just keep pushing」(このままプッシュし続けよう)という田中のコメントに対し、ミルウォール戦でゴールをアシストしたジュニオル・フィルポは「どういたしまして、素晴らしいサッカーの天才」と返答している。
また前田大然は「ドーナツありがとう」、菅原由勢も「僕にもドーナツありがとう」とコメントしており、なんらかの贈り物のやりとりがあったことを示唆している(田中の返答によればどうやら3人で?焼肉へ行った様子)。
田中碧はわずか340万ポンド(およそ6.2億円)でリーズに加入しながら価格以上の活躍を見せており、これまでリーグ34試合に出場して4ゴール2アシストを決めてきた。
ミルウォール戦でゴールを決めたあとはチームメイトが座っているベンチに向かって走ったが、仲間との衝突でピッチに倒れ、タッチラインのペイントで顔が白くなってしまうという場面もあった。
そのような出来事も含め、リーズのファンからは非常に愛される存在となっており、市場価値も徐々に上昇しているとされる。