クルマも時計も、スタイルを形作る大切な余白
コスパや効率は、仕事においては大切だけど、あまりに追求しすぎると無味無臭な大人になってしまう気がしていて。そんな合理性の対極にあるものが、僕にとってはクルマと時計で、自分のスタイルを形作る大切な余白なんです。
世の中により安価で使い勝手のいいものがあったとしても、その余白を直感で楽しめる方が絶対にイケてると思う。やや古くさい考えかもしれないけど、いいクルマに乗っていい時計を着けて……それを目指していた会社員時代。
仕事を早く片づけられた日は、必ず銀座の〈ロレックス〉に立ち寄って、やっとの思いで購入できたのがこのサブマリーナー。かなりベタですが、最近生まれた子供が20歳を迎えた日にはプレゼントしてあげたいですね。
profile
南部翔也(〈tokyo basic car club〉代表)
なんぶ・しょうや/クルマの個人売買の仲介サービスを軸に、カーライフの発信、クルマを止められる飲食店の経営など、新たなクルマカルチャーを盛り上げる。