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スキニーデニム論争に終止符。鍵となるのは“自分らしい”スタイル

  • 2025.3.13

この1年で特に議論を呼んだアイテムといえば、かつて批判を浴びたスキニージーンズだろう。正直、それも納得だ。2000年代に流行したあのピタピタのシルエットを経験した人なら、ようやく“足の血流”が回復してきたところかもしれない。スキニージーンズは、流行のたびに細く、そして生地はどんどん薄くなり、ついには“ジェギング”(ジーンズとレギンスを組み合わせた造語)という禁断の進化系にまで到達したのだから。

とはいえ、ここで一度冷静になって考えてみたい。スキニージーンズを巡る論争は、それほど大きな話題にする必要があるのか?結局のところ、ジーンズはただのジーンズ。トレンドがどうであれ、自分が一番しっくりくるシルエットを選べばいいだけの話。実際、私のワードローブには、シーンによって使い分けられるデニムが揃っている。たとえば、ハイウエストのストレートデニムは、ヒールブーツとタックインシャツでスマートカジュアルなスタイルに。ローライズのバギージーンズは、クリーンなトップスやジャケットに合わせてボーホーシックな抜け感を演出。どちらもそれぞれの良さがあり、どちらかを“選ばなければならない”なんてことはない。

スキニーは復活するのか? それともこのまま封印されるのか? そんな議論に振り回されるより、ただ自由に、自分が履きたいジーンズを履けばいい。それこそが、本当の“ファッションの自由”なのだから。

オーバーサイズのジャケットでバランスを取る

Street Style - LFW February 2022
Street Style - February 2025 New York Fashion Week

オーバーサイズのジャケットとスキニーデニムの組み合わせは、シルエットのコントラストを活かした定番の着こなし。ジャケットのゆったり感とスキニーのフィット感がマッチし、スタイリッシュなバランスを生む。足もとはヒールブーツでモードに仕上げるのが◎。アクセントとして、 ミニバッグやシャープなフレームのサングラスを取り入れると、シンプルながらエッジの効いた印象に。

グラデーションでデニム・オン・デニムを攻略

Street Style : Day Six - Paris Fashion Week - Womenswear F/W 2022-2023
Street Style In Paris

デニム・オン・デニムにスキニージーンズを取り入れるなら、同じ色や素材に揃える必要はなし。むしろ、色のトーンをずらしてグラデーションを作ることで、こなれた雰囲気が生まれる。例えば、ウォッシュがかかったライトブルーのスキニーに、ケミカルウォッシュのデニムジャケットを合わせれば、奥行きのあるスタイリングに。逆に、色落ちデニムのトップスにブラックデニムのスキニーを合わせるのも◎。足もとはブーツでシャープにまとめるか、ヌーディなサンダルで抜け感を加えるのもおすすめ。デニムの“揃えすぎない”バランスを楽しむのが、今っぽいスタイリングの鍵。

ロングブーツでクラシックな印象に

Day 1 - Street Style - Copenhagen Fashion Week AW25
Street Style - February 2025 New York Fashion Week

スキニーデニムをロングブーツにインするスタイルは、シルエットをすっきり見せつつ、どこかクラシックなムードを演出できるのが魅力。ブーツのラインが際立つことで、脚長効果も抜群。

ポイントはブーツの選び方。スムースレザーのタイトなブーツならシャープで洗練された印象に、ルーズなシルエットならリラックス感のあるこなれた雰囲気に。トップスはオーバーサイズのジャケットやシャツを合わせるのがおすすめ。カラーのシューズをチョイスすれば、スタイリングに奥行きが生まれ、上級者らしいムードが加わる。

Text: Joy Montgomery Adaptation: Saori Yoshida

From: VOGUE.UK

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