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Stray Kidsフィリックスもキャットウォークを闊歩! 舞台は多様な人々や感情が行き交う駅、ルイ·ヴィトン2025年秋冬ウィメンズ・コレクション。

  • 2025.3.17

2025年3月10日、ルイ·ヴィトンはパリにてウィメンズ アーティスティック・ディレクターを務めるニコラ・ジェスキエールによる2025年秋冬ウィメンズ・コレクションのファッションショーを発表。

ファーストルックは、旅の始まりの高揚感を連想させるようなヴィヴィッドな色使い。クラシカルとスポーティな要素をミックスしたハイブリッドなスタイルを、トランスパランなコートで包み込む。

ショー当日、詳細を知らされていない招待客たちがバスに乗せられて辿り着いたのは、19世紀の鉄道旅行の興奮をいまに伝える秘密の駅、レトワール・デュ・ノール(L'Étoile du Nord)。ここに新たな命が吹き込まれ「冒険と魅惑」という説得力のあるふたつの意味を持つ「トランスポーテーション」という言葉に込められたストーリーを語り出す。

ショーのテーマは「駅のホーム」「列車」。本コレクションはあらゆる感情が集約される駅に停車する。時計が時を刻む音とともに高まる焦燥感。ひとつのプラットホームの両端にあるのは、希望に満ちた恋する気持ち、あるいは別れの憂鬱。旅立ちへの興奮、あるいは帰郷の安らぎ。発見の幸福感や旅の爽快感ーーそんな無名の感情の高まりを表現し、コンコースはさまざまなスタイルの物語の舞台となる。

プラットホームに見立てたランウェイ。観客が座るのは駅の待合室にあるようなシート。ランウェイを歩き終わったモデルたちは階上の窓の前の通路から思い思いの姿勢でランウェイを見下ろし、観客の一部となった。

大都市の駅では多様な人々が行き交うように、プラットホームに見立てたランウェイに登場するのも、多様なスタイルのモデルたち。ケープ風コートにダブルバッグを合わせたスタイリッシュな旅人がいるかと思えば、スリップドレス姿でブランケットを手にしたフェス帰りのようなパーティーガールやモノグラムの楽器ケースを手にした音楽家、そしてジャンプスーツにネクタイを合わせた車掌風の人物も。ラグジュアリーかつ想像力を掻き立てるスタイリングは、観客にファッションの高揚感をもたらしてくれる。

今シーズン、ルイ·ヴィトンは、いまなおその影響が、現代のサウンドをインスパイアし続ける伝説的なエレクトログループ、クラフトワークとのコラボレーションを展開。いくつかのルックには、アイコニックなアルバム『ヨーロッパ特急』のジャケットデザインが見られるほか、この象徴的なタイトルは、本コレクションのエスプリの精神を貫いている。

駅のホームや列車という今季のテーマは、メゾンの真髄である旅にも重なる。日常にはもちろん、旅のワードローブとしても最適なジャケットやコート、ケープなど、実用的なアウターのバリエーションも豊富。

ショーでは、Stray Kidsのフィリックスがモデルとしてランウェイを歩いたのも嬉しいサプライズ! ジェンダーレスな美しさがルックをさらに引き立てていた。

バッグは、メゾンの歴史を彩ってきた輝かしいラゲージ、旅の進化に寄り添ったソフトサイドバッグのシリーズにとくに注目して。不朽の名作「キーポル」の時代を超越したフォルムを受け継ぎ、柔らかな色合いと繊細なラインによって定義された新しいスタイル「レクスプレス」が誕生。もちろん、アイコニックなモノグラムやダミエの新作も気になる。さらに、旅のおともにしたくなるブランケットと専用のストラップも!

駅のホームや列車の旅をイメージした、軽快な足元が目を引いた。ハイカット、ローカットのスニーカー、温かみのある素材で快適なサンダル、ぽってりしたフォルムにどこか愛嬌が感じられるブーツなどはとくに人気を集めそう。

アクセサリーにも旅心が漂う。ボリューム感のあるハットやその下にかぶったスカーフ使い、ペンダント代わりの懐中時計といったノスタルジックなアイテムが登場。

問い合わせ先:

ルイ・ヴィトン クライアントサービス

0120-00-1854(フリーダイヤル)

https://jp.louisvuitton.com

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