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獣耳や鱗の再現にこだわる「FF14」コスプレイヤー「何度も作り直して“耳の角度”を忠実に再現」<ワンフェス2025[冬]>

  • 2025.3.13
「ファイナルファンタジーXIV」ミコッテ/もんさん 撮影:ソムタム田井

【写真】「ファイナルファンタジーXIV」ヒューランのコスプレを披露した葵きつねさん

漫画やアニメ、ゲームといったコンテンツと並び、今や日本が誇る文化として、海外でも広く親しまれているコスプレ。2月9日には、世界最大規模のガレージキットの祭典として知られるイベント「ワンダーフェスティバル2025[冬]」(ワンフェス)が千葉・幕張メッセにて開催され、大勢のサブカルファンが来場。ホール内はもちろん、屋外に設けられたコスプレエリアも終日、大盛り上がりとなっていた。

WEBザテレビジョンでは、そんな「ワンフェス」を彩ったコスプレイヤーたちにインタビューを実施。それぞれの「コスプレに対するこだわり」などを話してもらった。

「ワンフェス2025[冬]」を彩ったコスプレイヤーたちのこだわりとは?

■「ファイナルファンタジーXIV」ミコッテ/もんさん

一番注力したのはウイッグです。毎回、衣装やウイッグは自作で用意しているのですが、ウイッグセットはどうも苦手で…。今回も納得がいかなくて、2回作り直して、何とかこの形に落ち着きました。特に耳の角度にはこだわったので、注目していただけるとうれしいです!

■「ファイナルファンタジーXIV」ヒューラン/葵きつねさん

コルセットの型紙をミスって作ってしまって…。2回作り直したのですが、まだ納得のいく形になっていないので現在新進行形で修正中です。ボックスプリーツスカートは市販の型紙を流用しようとしたのですが、元のデザインと違う形になってしまったので、一から作り直すことになり、衣装一式をそろえるのにかなり時間がかかってしまいました。

■「ファイナルファンタジーXIV」アウラ/しおさん

アウラの特徴である角と鱗は、特殊な布を張り合わせて自作しました。特に鱗の造形は細かく作り込んでいて、光の加減でオーロラのような色味に見えるところが気に入っています。

「ワンフェス2025[夏]」は7月27日(日)に開催!

「ワンフェス」は、プロ・アマチュアを問わず、誰でもフィギュアや模型といった造形物を出展・販売できる催しとして、多くのサブカルファンから親しまれている大型イベント。毎年2月と7月に開催され、その都度、異なるテーマを打ち出しているが、40周年を迎えたこの度の「ワンフェス2025[冬]」では「タツノコワンフェス」という企画を実施。

こちらは、アニメ制作会社タツノコプロの代表作「タイムボカンシリーズ」の放送開始50周年を記念した催しで、7・8ホール内で特別展示ブースを展開。タツノコプロ作品を題材に制作された100点以上の造形物・フィギュアの展示に加え、アパレル、雑貨、ゲームなど、バラエティーに富んだアイテムの販売も行われ、好評を博していた。

こうして大盛況のうちに終了した「ワンフェス2025[冬]」に続き、次回の「ワンダーフェスティバル2025[夏]」は7月27日(日)に開催が決定。もちろんそれまでの期間にも、コスプレが楽しめる大型イベントは全国で多数開催予定で、いずれも盛り上がることが予想される。

はたしてこれらのイベントでは、どのような漫画、アニメ、ゲーム、特撮などのコスプレに人気が集中するのか? 今のうちからトレンドを分析しておき、会場で答え合わせをするのも面白そうだ。

◆取材・文=ソムタム田井

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