粋なテーラリングでダンディズムを攻略
2025年春夏コレクションのサンローラン(SAINT LAURENT)が火付け役となり、ダンディなテーラリングがランウェイからストリートまで席巻している。ジャケットスタイルはもはや春の定番だが、今季はよりマスキュリンなムードが際立ち、セットアップで取り入れるファッショニスタが続出している。シャープなジャケットにワイドスラックスを合わせたクラシックな着こなしはもちろん、ストリートではさらに自由な解釈が加速中。
Tシャツやタンクトップをレイヤードして抜け感を演出したり、足もとにスニーカーやローファーを選んでエフォートレスに仕上げたり。スーツスタイルにデニムやカーゴパンツを掛け合わせる大胆なアレンジも見られ、テーラリングの概念が新たなフェーズへと進化している。
モダンなマスキュリンスタイルが、最旬のスタイルとしてアップデートされるなか、その完成度を高めるキーアイテムにも注目したい。ここからは、マスキュリンな装いを際立たせるシューズやジャケットなど、今季取り入れるべきアイテムを紹介。自分らしいスタイルを見つけて、このトレンドを楽しんで。
ディオール セットアップで叶える、軽やかなエレガンス
ディオール(DIOR)2025年春夏 コレクションのランウェイに登場したセットアップは、ブランドを象徴する『バー』ジャケットのエレガンスを受け継ぎつつ、ボクシーなシルエットでモダンにアップデート。サイドに施されたスポーティーなラインが、定番のグレースーツに軽やかな躍動感をプラス。ランウェイのムードを纏うなら、スニーカーを合わせてアクティブに昇華させて。
ジル サンダー 春の訪れには、柔らかなカラーパレットで挑んで
春の訪れを感じさせる、柔らかなカラーのジャケットがジル サンダー(JIL SANDER)から登場。腰回りをカバーするボクシーなシルエットが、フェミニンとマスキュリンの絶妙なバランスを演出。取り外し可能なラペルスカーフが、着こなしにさらなる奥行きをプラス。
ジョルジオ アルマーニ リラクシー&シック、進化するカーゴパンツ
柔らかなウールのダブルジャージーが生み出す、リラクシーなムードが魅力のジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)のストレートパンツ。カーゴポケットをあしらい、機能性とスタイルを両立した一本。今季はオリーブカラーのジャケットや小物を合わせて、モダンなニュートラルスタイルを楽しみたい。
バレンシアガ 都会派のための、ミニマルなバッグ
バレンシアガ(BALENCIAGA)のモダンなブランド哲学を体現する「アワーグラス ソフト」。洗練されたシルエットと実用性を兼ね備えたデザインは、デイリーユースにも最適。程よいサイズ感でお仕事バッグとしても活躍し、内側のジップ付きコンパートメントが小物の整理をスマートにサポート。都会的なムードを纏ったアイコニックなバッグを、日常のワードローブに取り入れて。
チャーチ バイカラーで足もとに程よいギミックを
プレッピースタイルを旬にアップデートするなら、汎用性の高いローファーがマスト。英国ブランド、チャーチ(CHURCH’S)のバイカラーデザインなら、足もとに程よいアクセントをプラス。靴下やカラータイツとの相性も抜群で、自在にスタイリングを楽しめる一足。
ブルックス ブラザーズ 春らしいサーモンピンク
ほのかなピンクが大人の装いにほんのり華やぎをプラス。ブルックス ブラザーズ(BROOKS BROTHERS)の上質なテーラリングに寄り添う、洗練されたカラーソックスで足もとにさりげないアクセントを。
お問い合わせ先/クリスチャン ディオール 0120-02-1947
ジルサンダージャパン 0120-919-256
ジョルジオ アルマーニ ジャパン 03-6274-7070
バレンシアガ クライアントサービス 0120-992-136
ブルックス ブラザーズ ジャパン 0120-02-1818
チャーチ クライアントサービス 0120-80-1873
Photography by Shinsuke Kojima, Daigo Nagano(Products) Styled by Shizuka Yoshida
Editor: Yui Sugiyama, Saori Yoshida
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