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あいみょんがドラえもんと初イタリア旅へ「暖色系の家が並ぶ風景はまさにアートリア公国!」<映画ドラえもん のび太の絵世界物語>

  • 2025.3.13
あいみょんがドラえもんとイタリア・ローマ旅へ (C)藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2025

【写真】トレヴィの泉で“大切な人とずっと一緒にいられる”2枚のコイン投げに挑戦するあいみょん

45周年を迎える「映画ドラえもん」シリーズの44作目「映画ドラえもん のび太の絵世界物語」が3月7日に公開された。本作で主題歌と挿入歌を担当したあいみょんが、ドラえもんと共にイタリア・ローマの名所を散策した。

中世ヨーロッパを舞台に、大冒険が繰り広げられる「映画ドラえもん のび太の絵世界物語」

本作は、ドラえもんたちがひみつ道具“はいりこみライト”を使い、絵の中の世界へ飛び込み、中世ヨーロッパの世界で大冒険を繰り広げる。絵の中で出会う仲間たちとともに、ドラえもんとのび太たちが幻の宝石をめぐり強大な敵に立ち向かう、完全オリジナルストーリーとなっている。ゲスト声優に、鈴鹿央士、藤本美貴、サンドウィッチマンが決定した。

大冒険の舞台となる“アートリア公国”の街並みは、イタリアがモデルになっている。制作スタッフが実際にイタリアの各地で取材を行い、イタリアの街並みを参考に中世ヨーロッパの街並みを制作。広場の雰囲気や、ベージュやブラウン、オレンジなどの色合いが特徴の建物、さらに日の光のコントラストまで、イタリアを彷彿とさせる場面が本編内でもたくさん登場する。

このたび、人生初のヨーロッパ上陸を果たしたあいみょんが、“アートリア公国”のモデルとなったイタリアの街並みを肌で感じるべく、ドラえもんと時間の許す限りローマの名所を散策した。

イタリア滞在中の目標は「トレヴィの泉でコイン投げ」

「人生初のイタリアにやってきました!今日は一日ドラちゃんと一緒にイタリアをぐるぐる回るので、全力で楽しみたいと思います。街行く人にドラえもんをアピールしたいです!」と意気込むあいみょん。

散策の始めに「イタリア滞在中に挑戦したいこと・叶えたい目標」を尋ねると、「トレヴィの泉でコイン投げに挑戦したいです!」とコインを投げるジェスチャーをしながら、意気揚々と目標を掲げた。

“美術館好き”のあいみょんが、ボルゲーゼ美術館に大興奮

まずは、今作のタイトル“絵世界物語”にちなみ、美術館で中世ヨーロッパの絵を楽しむべく、ボルゲーゼ美術館からスタート。ボルゲーゼ美術館は、ローマの中ではバチカン美術館と並ぶ有名な美術館であり、館内には17世紀の美術品が多く展示されている。

実は美術館が大好きで、普段からよく訪れているあいみょん。館内に入ると「おぉ~…」と思わず感動の声が。「ヨーロッパといえばアートの国だと思うので、本場の美術館に来られてうれしいです。実は昨日、ドラえもんを描くために、現地の画材屋さんでドラちゃんカラーの絵の具を全色購入しました。今日は館内の絵画を見て、学ぼうと思います」とうれしそうな様子だった。

途中、絵画が飾られたお部屋全体をぐるっと見渡しながら「天井まで絵が描かれていてすごい!馬が空を飛んでいたり…少しふしぎ感、“SF”感がありますよね」とドラえもんになぞらえレポート。

さらに、館内を奥へ奥へと進むと、見覚えのある壁のお部屋に到着。「アートリア城の絵画が飾られているお部屋に似てる!(絵が飾られていない壁を見て)映画にも登場する絵画泥棒の仕業…!?」と本編に重ね合わせ大興奮。「昔の絵がこうして残っていると思うとすごいです」と、存分に美術館を満喫した。

あいみょんとドラえもんのイタリア・ローマ旅・ボルゲーゼ美術館 (C)藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2025

スペイン広場でドラえもんと合流

次に向かったのは、135段の大階段が特徴のスペイン広場。実は“アートリア公国”の活気ある街並みはスペイン広場も参考の一つとして描かれている。そんな大階段の麓で、ついにドラえもんが合流。「お待たせ、ドラえもん!」と、あいみょんはドラえもんに満面の笑みでハイタッチした。

「観光客の皆さんは、なぜここにドラえもんが!?と、思われているかもしれないですが(笑)、ドラちゃんと一緒に来られてうれしいです!」と、コメント。「ほら、階段のほうで“ドラえもん”って言っている人がいるよ!」と、ドラえもんに声をかけている姿は、微笑ましい光景だった。

“かわいらしい嘘”をカミングアウト

スペイン広場で記念撮影を終えた二人は、次の名所・真実の口へ。“アートリア公国”に伝わる世界滅亡の伝説があるように、ここでは“嘘つきが口に手を入れると抜けなくなったり、手を噛まれたりする”という有名な伝説があり、連日多くの観光客で行列ができている人気スポット。

「以前、用事で少し苦手な飛行機に乗らなければいけなかったとき、お腹が痛いと嘘ついたことがあります(笑)」と、かわいらしい嘘をカミングアウトしつつ、ドラえもんに見守られながら恐る恐る口に入れるあいみょん。「怖い!」と、怯えていたが、無事に手が抜けると「大丈夫でした! セ~フ!」と安堵の笑顔を見せた。

トレヴィの泉で、旅の目標“コイン投げ”に挑戦

「本場のティラミスを食べに行く」というドラえもんとは一旦お別れをし、旅の目標に掲げた“コイン投げ”を達成すべく、トレヴィの泉に向かったあいみょん。1762年に完成した、ローマにある最も大きな噴水の周りには、大勢の人が集まっており「いままで回った名所の中で、一番人であふれかえっています!」と大興奮。

“アートリア公国”の泉や街の噴水など、今作の随所に登場する水のシーンを思い浮かべながら、「思っていたより水は透き通っていてきれいですね。泉に落ちたコインが透けて見えます。はやく投げたい!」と、コメント。

コイン投げには、“肩越しに右手でコインを投げ入れると願いが叶う”というジンクスがあり、投げるコインの枚数で叶う願いが異なるとされ、あいみょんは、“大切な人とずっと一緒にいられる”と言われる2枚のコイン投げに挑戦することに。「入るかなあ…」と、ドキドキしながら投げたコインは、見事に2枚とも泉の中へ。

「やったー!これで目標達成です。コインが人に当たらないか不安でしたが、無事に投げられました」と大喜び。存分に楽しんだところで、トレヴィの泉を後にした。

コロッセオでドラえもんと再び合流

次に向かった先は、円形闘技場・コロッセオ。「DORAEMON!」と子どもたちに声をかけられるドラえもんのところにあいみょんが到着すると、二人の目の前には大迫力のコロッセオが。「すごいね、ドラえもん!」と、手を大きく広げてジェスチャーをするあいみょん。

コロッセオはいわゆる“見世物”が開催されていたエンターテインメントの場所であり、最も観客を興奮させたのが“剣闘士同士の戦い”。今作の見どころといえば、ドラえもんたちの手に汗握るバトルシーンだが、あいみょん的・今作のバトルシーンでの見どころは、ズバリ「しずかちゃん」だそう。

「ドラえもんやのび太くんはもちろん、個人的にはしずかちゃんが大活躍するので注目してほしいです。(ドラえもんのほうを見て)しずかちゃん、すごかったよね!」とコメントした。

あいみょんとドラえもんのイタリア・ローマ旅・コロッセオ (C)藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2025

イタリアのジェラートを堪能するあいみょん

二人旅の最終地点は、ローマの中心にあるお城・サンタンジェロ城。「ジェラートをゲットしてから行くね!」と、ドラえもんに伝えたあいみょんは、イタリアの代表的なスイーツ・ジェラートを片手に、城の前を流れるテヴェレ川沿いを散歩していると、見覚えのある風景を発見。

「ここから見える景色(テヴェレ川沿いからななめ左の方角に見えるサンタンジェロ城)が、本編のアートリア城にかかる橋が出てくるシーンに似ています。ドラえもんたちとパルが出会うところ!」と、リポート。本作を手掛けた寺本幸代監督ほか制作陣もこの地を訪れ、橋のアーチのデザインを制作の参考にした。

サンタンジェロ城付近に到着したあいみょんは「いるかなぁ、広いので迷子になっている可能性はありますね」と少し心配しながら橋を渡り始めると、「いる!ドラえも~ん!」と観光客の中でひときわ目立つドラえもんを発見。橋の中腹で無事合流し、サンタンジェロ城が正面に見える絶好の撮影ポイントで記念撮影を行った。

あいみょんとドラえもんのイタリア・ローマ旅・サンタンジェロ城 (C)藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2025

最後の最後までローマを満喫したあいみょん

これにて、ドラえもんとの二人旅は終了と思いきや、まだまだローマを満喫したいあいみょんは、最後にローマ最古の神殿・パンテオンへ。大きな柱を組み合わせて構成された建築は、圧巻。「ローマ最古なのに、きれいに残っていてすごいですね。かっこいい」とコメントした。

今作ではドラえもんたちがひみつ道具“水ビル建築機”で城をつくるシーンがあるが、今回見た建築物で最も印象的だったのはパンテオンだそう。「パンテオンの裏側から表に向かって歩いてきましたが、徐々に全貌が見えてかっこよかったです。想像以上に大きくて印象に残りました。帰国後はパンテオンについてさらに調べようと思います」と語った。

あいみょんとドラえもんのイタリア・ローマ旅・パンテオン (C)藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2025

あいみょん「自分へのご褒美になりました」

丸一日、ドラえもんと一緒にローマを散策したあいみょん。感想を聞かれると「暖色系の家が並ぶ街の風景はまさにアートリア公国!次回は隅々までしっかり映画が観たいと思いました」と、ローマの街に触発され、映画を再び観ようと決めたあいみょん。

「このような機会はなかなかないので、ドラえもんと一緒に来られるなんて驚きですし、自分へのご褒美になりました。グラッチェ(ありがとう)!!イタリアで改めてドラえもんの偉大さを知ることができましたし、映画ではイタリアの風景や空気感、そしてドラえもんとのび太の大冒険に注目してほしいです。そして、主題歌と挿入歌もよろしくお願いします」と、深い感謝と熱いメッセージで締めくくった。

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