Text by 奥崎覚(編集部)
プレミアリーグ昇格を争うリーズ・ユナイテッドは12日、英2部チャンピオンシップの第37節でミルウォールと対戦。
エランド・ロードで行われた一戦は、リーズが2-0の勝利を収め、単独首位に返り咲いた。
リーズは開始3分にオウンゴールで先制すると、85分、フニオル・フィルポのパスを田中碧がミドルレンジからダイレクトシュート。これが見事ゴール左上に突き刺さり、決定的な追加点となった。
前節ポーツマスに0-1の敗戦を喫し、リーグ戦での連続無敗が17試合で止まったリーズ。今回の勝利により、今節引き分けた2位シェフィールド・ユナイテッドに再び勝点2の差をつけている。
今季4点目を記録した田中はこの試合フル出場。地元の『Yorkshire Evening Post』は26歳の日本代表MFに8点の評価を与え、こう評した。
「ポーツマス戦よりもはるかに良いパフォーマンスを見せた。そして、それが必要だった。
前半では落ち着いたプレーをいくつか見せたが、後半には完全に試合に入り込み、より危険な存在となった。そして、見事なゴールを決めた」
リーズは今週末15日に斉藤光毅所属のQPRとアウェイで対戦予定。田中はその試合とともに、今月の日本代表での活躍も期待される。