【写真】五十嵐(大西流星)とベテラン患者・橋口(森田哲矢)の仲良しショット
芳根京子が主演を務めるドラマ「まどか26歳、研修医やってます!」(毎週火曜夜10:00-10:57、TBS系/TVerにて配信)。3月11日に放送された第9話では、研修期間終了間近の五十嵐(大西流星)が、進路を決めたシーンに多くの声が上がり、SNSが盛り上がった。(以下、ネタバレを含みます)
「まどか26歳、研修医やってます!」とは
本作は、水谷緑の「まどか26歳、研修医やってます!」「あたふた研修医やってます。」「離島で研修医やってきました。」(KADOKAWA)を原作にした研修医の成長物語。
「お医者さんだって、幸せになりたい!」と願う主人公が、令和の働き方改革で変わりゆく医療現場で「研修医はお客さま」と皮肉を言われ戸惑いながらも、ベテラン医師たちの試練に立ち向かい、同期の仲間たちと励まし合って、医師として女性として人生と向き合う濃厚な2年間を描く。
医師2年目のイマドキ研修医・若月まどかを芳根、まどかの最初の研修先となる外科の指導医・菅野尊を鈴木伸之、まどかの医学部時代からの同期で良き仲間である研修医・尾崎千冬を高橋ひかる、同じくまどかの医学部時代からの同期の研修医・五十嵐翔をなにわ男子の大西、同期の中で最年長の研修医・桃木健斗を吉村界人、同期研修医・横川萌を小西桜子が演じている。
また、まどかの先輩医師・城崎智也に佐藤隆太、同じく先輩医師・手塚冴子に木村多江、泌尿器科の医師・角田茂司に奥田瑛二が扮(ふん)する。
そして、まどかが憧れる天才外科医・ドクターKの声を大塚明夫、その助手・Q太の声を大谷育江が担当。
ベテラン患者の橋口が入院、まどかたちは彼を励まそうとする…
まどかたち「つぼみ隊」の、長いようで短かった研修医期間がもうすぐ終わろうとしている。すでに、桃木と萌は進路を決めていたが、千冬、五十嵐はどの科に進むか答えを出しきれずにいた。
まどかは外科を専攻しようと思う一方で、菅野が病院を離れると聞き、心が揺れる。
そんな中、院内のゴシップに詳しいベテラン患者の橋口(森田哲矢)が、腎臓がんで再び入院してきた。橋口は、何度も入院する中で自暴自棄になり、今回の手術を拒否。
自分を励まそうとするまどかや五十嵐のことも避けるようになってしまう。
すると、研修先の麻酔医で、菅野の同期でもある本郷(溝端淳平)が、病気になった妻が娘のために最期まで頑張っていたことをまどかたちに話し、「橋口さんも誰かのために頑張ろうって思うことで前を向く気持ちになれるんじゃないかな」と助言をする。
角田の患者ノートを見たまどかが橋口へのサプライズを思いつき、研修医のつぼみ隊全員で人形劇のメッセージビデオを作り、橋口を励ますのだった。
五十嵐が城崎に進路を伝えたシーンに「イガちゃんよく決めた!」の声
研修医たちが頑張った甲斐もあり、橋口は手術を受ける。手術は無事成功し、元気を取り戻した橋口から「先生は誰かのために生き過ぎなんとちゃうか?ホンマにやりたいこと我慢してるやろ。敷かれたレールなんてぶっ壊せ!」と言われた五十嵐。
親の病院を継ぐために内科に進む予定だったが、橋口に背中を押され、さらに父親からの「自分の思うままに進みなさい」というメッセージを受けて進路を決断する。
そして五十嵐が「専攻医、救急に進みたいです」と城崎に伝えたシーンに、SNSでは「城崎先生良かったね」「イガちゃん!よく言った!」「イガちゃーん!やったー!!」「城崎先生うれしそう」「よっしゃー!五十嵐救急!」「イガちゃんよく決めた!」「イガちゃんと城崎先生良い」などの投稿が盛り上がり、X(旧Twitter)のトレンド3位にランクインした。
番組ラストでは、角田が病院に運び込まれる場面も。最終回が待ち遠しい。
◆文=奥村百恵
※高橋ひかるの高は正しくは「はしご高」