テレビ東京の韓流プレミアで放送中の『暗行御史〈アメンオサ〉~朝鮮秘密捜査団~』は、K-POPグループINFINITEのメンバーのエルことキム・ミョンスが暗行御史のソン・イギョムを演じている時代劇だ。
共演者には、御史団に加わった妓生(キーセン)のホン・ダインを演じるクォン・ナラやソン・イギョムの小間使いであるパク・チュンサムに扮するイ・イギョムがいる。その『暗行御史〈アメンオサ〉~朝鮮秘密捜査団~』で、都承旨のチャン・テスンを演じているのがアン・ネサンだ。
アン・ネサンはベテラン俳優として時代劇、現代劇含めて多くのドラマに出演してきた。そんな彼の出演作の中で特にオススメドラマを2本紹介しよう。
●『太陽を抱く月』(2012年)
出演者(役名)/キム・スヒョン(イ・フォン)、ハン・ガイン(ホ・ヨヌ)、チョン・イル(陽明君〔ヤンミョングン〕)、キム・ミンソ(ユン・ボギョン)、アン・ネサン(成祖〔ソンジョ〕)
朝鮮王朝時代の架空の時代を舞台に、王と記憶を失って生きる巫女との切ない愛を描いた宮廷ロマンス歴史ドラマだ。
世子(セジャ)から王になるイ・フォンを演じるキム・スヒョンと、イ・フォンの初恋の相手である巫女のホ・ヨヌに扮するハン・ガインの演技が話題のドラマだ。
さらに、チョン・イルがイ・フォンの異母兄の陽明君、キム・ミンソが世子妃から王妃になるイ・フォンの妻ユン・ボギョンもドラマを盛り上げている。
そんなドラマで、イ・フォンの父親で先代王の成祖を演じていたアン・ネサンにもぜひ注目してほしい。
●『7級公務員』(2013年)
出演者(役名)/チェ・ガンヒ(キム・ソウォン)、チュウォン(ハン・ギルロ)、ファン・チャンソン(コン・ドハ)、アン・ネサン(キム・ウォンソク)
人間味あふれる諜報ロマンティックコメディで、国家情報院新入要員キム・ソウォンを演じたチェ・ガンヒ、国家情報院新入要員ハン・ギルロに扮したチュウォン、国家情報院特別採用要員コン・ドハ、国家情報院要員キム・ウォンソクが特に魅力的なドラマだ。
物語も最初か最後まで面白いので、ぜひ最後まで見てほしい。
文=大地 康