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筍尽くしで春満喫!栗原心平さんの『青椒肉絲(チンジャオロースー)弁当』簡単メンマも

  • 2025.3.13

春野菜の代表といえば「たけのこ」。これから旬を迎える、たけのこのおいしさを存分に楽しめる3品を詰め合わせたとっておきのお弁当を、栗原心平さんに教わりました。

心平さんいわく「春に食べたい野菜といえば、やっぱりたけのこ。皮つきのたけのこを下ゆでする時間がないときに便利なのが、アク抜きの手間のない市販のゆでたけのこ。火が通っているから、意外と短時間でいろいろな料理に仕上げることができるのでお弁当向きの野菜だと思うよ」とのこと。

●青椒肉絲弁当●

おなじみの青椒肉絲に、炒め煮にしたたけのこのから揚げ、メンマをイメージした香りのいい炒めものを合わせて、ご飯のすすむお弁当に。

主菜『青椒肉絲』のレシピ

材料(1人分)

ゆでたけのこ(根元)……30g
豚肩ロース肉(焼き肉用)……50g
ピーマン……1/2個
しょうがのせん切り……1/2かけ分
すし酢……小さじ1
オイスターソース……小さじ1/2

粗びき黒こしょう
しょうゆ
片栗粉

みりん
サラダ油

作り方

(1)下ごしらえ
たけのこは幅5mmの細切りにする。ピーマンはへたと種を取り、縦に幅5mmに切る。豚肉は幅5mmに切り、塩ひとつまみ、粗びき黒こしょう少々をふる。しょうゆ大さじ1/2、片栗粉小さじ1/3、酒、みりん各小さじ1と、すし酢、オイスターソースを混ぜ合わせる。

(2)フライパンで炒める
フライパンにサラダ油小さじ1を中火で熱し、しょうがを炒める。香りが立ったら豚肉を加えて炒め、肉の色が変わったら、たけのこ、ピーマンを加えて炒める。油が回ったら(1)で合わせた調味料をもう一度混ぜて加え、さっと炒め合わせる。

【ここがポイント】
たけのこは豚肉、ピーマンと太さをそろえることで食感のバランスがよくなります。すし酢を加えると味がキリッとひきしまります。


副菜『たけのこのから揚げ』のレシピ

材料(1人分)

ゆでたけのこ(根元)……40g
あればレモン(一口大に切ったもの)……適宜
めんつゆ(3倍濃縮)……小さじ2
砂糖
片栗粉
揚げ油

作り方

(1)たけのこを炒め煮にする
たけのは幅1.5cmのいちょう切りにする。フライパンに油をひかずにたけのこを入れ、中火で炒める。たけのこの表面が乾いたら、めんつゆと、水小さじ2、砂糖小さじ1/3を順に加え、汁けがなくなるまで炒め煮にする。

(2)たけのこを揚げる
(1)が熱いうちに片栗粉大さじ1をまぶす。揚げ油を低めの中温(170℃。乾いた菜箸の先を鍋底に当てると、細かい泡がシュワシュワッとまっすぐ出る程度)に熱し、たけのこを入れて表面がカリッとするまで揚げて油をきる。あればレモンを添える。

【ここがポイント】
たけのこは根元の堅い部分を使ったほうが食感がよくなります。めんつゆで炒め煮にしてしっかり味をつけることで、香ばしさが増します。

副菜『メンマ風にら炒め』のレシピ

材料(1人分)

ゆでたけのこ(穂先)……40g
にら……2~3本(約10g)
削り節……1/2パック(約1g)

砂糖

ごま油

作り方

(1)下ごしらえ
たけのこは縦に薄切りにする。にらは幅5mmに切る。酒、水各大さじ1、砂糖、塩各ひとつまみを混ぜ合わせる。

(2)フライパンで炒める
フライパンにごま油小さじ1/2を中火で熱し、たけのこを炒める。油が回ったら削り節を加えてさっと炒める。(1)で合わせた調味料を加えて炒め合わせ、汁けがなくなったらにらを加えてさっと炒める。

【ここがポイント】
柔らかい穂先を薄切りにして、漬けもの感覚の炒めものに。にらの香りと削り節のうまみを全体にまとわせるように炒めるのがコツです。

だけうま弁当をおいしく仕上げるコツ!

●前日仕込みで朝の調理がラクチンに
「たけのこの炒め煮を作っておく」

たけのこの炒め煮は時間をおくとより味がしみ込むので、前日に作っておいてもOK。揚げる前に電子レンジで30秒~1分加熱し、温めてから片栗粉をまぶすとなじみやすくなります。

旬のたけのこのさまざまな味わいを楽しめる、だけうま弁当。手軽なゆでたけのこで、ぜひ作ってみてください。


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