クールなイケメンが“実はスケベ”というギャップが良き……。アニメ『妖怪学校の先生はじめました！』（ABCテレビ、以下『妖はじ』）第21話に、“ド変態”たかはし明先生の弟・暗が登場。俳優やアーティスト、振付師として活躍中の福澤侑が声優に初挑戦し、ミステリアスな暗の虜になる視聴者が続出した。
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アニメ『妖はじ』(ABCテレビ)は、マンガ雑誌月刊「Gファンタジー」で連載11年目に突入した、同名人気コミックが原作（著：田中まい）。人間の新米教師・安倍晴明（CV：逢坂良太）と、妖怪だらけな「百鬼学園」の面々が繰り広げる、奇妙でにぎやかな学園コメディだ。
第21話（3月5日深夜放送）は、百鬼学園の夜行文化祭2日目。晴明は、備品調達大臣に任命された猫又・秋雨玉緒（CV：榊原優希）と一緒に、学園の地下へやってきた。しかし、そこはなんとも怪しげで異様な雰囲気。一行はあの世の文化祭に紛れ込んでしまったのだ。そこへ現れたのが、サングラスとマスクで顔を隠した、怪しげな姿のたかはし暗（CV：福澤侑）だった。
百々目鬼の暗は、“サイコパス”かつ“超ド変態”な保健室の先生・たかはし明（CV：蒼井翔太）の弟。いつも笑顔なたかはし先生とは異なり、暗は冷静かつポーカーフェイスだ。初対面のはずの晴明(はるあき)のことをなぜか知っており、「口元が少々コンプレックスなものでして……」とマスクを外そうとしない。
そんな怪しげな雰囲気を醸し出す暗だが、意外とユニークな一面も。はぐれた晴明を探す途中、暗と玉緒は制服好きな晴明がいそうな“制服キャバレー”を発見。店の中に入ろうとする暗に玉緒が、「その面構えでスケベなんかよ」とツッコむと、暗は「クールキャラがみな硬派だと思ったら大間違いですよ」とポーズを決めた。
あの世の文化祭から脱出した後、暗は晴明のクラスの生徒である一つ目小僧・入道連助（CV：高野洸）を連れて行こうとした。実は暗は、連助の父に仕える使用人だった。暗の正体を知らない晴明に掴みかかられても、「力ずくで止めますか？ あなたのその退魔の力で」「あなたのことは全て把握済みですよ」と、平然としていたのもクールだ。
ミステリアスな雰囲気を漂わせるイケメンな暗に、視聴者は「暗かっこいい まじで」「一瞬で沼らされた」「こう見えてすけべマンなのギャップたまらん暗」と大盛り上がりだった。
また、声優初挑戦という暗役の福澤侑の演技にも称賛の声が。X上には、「キャラクターに沿った淡々とした話し方と端々に内心が表れる声音に、大好きな福澤さんのテンション低めの声色で、ほんとうに最高でした……暗さんが話すところ、ずっと聴いていたいな」「陰のオーラを纏ったキャラに合う落ち着いたトーンの声がめちゃ好き」「初見声色侑くんて分かんない！ すごい！」「暗くん声カッコいい」との声が続出した。
なお、アニメ『妖はじ』(ABCテレビ)は、毎週水曜深夜2時15分より放送中だ。