東京・恵比寿の街にエビスビールが誕生して135年。2024年にオープンした「YEBISU BREWERY TOKYO(エビス ブルワリー トウキョウ)」は、エビスビールを楽しめるレストラン&ミュージアム施設として、ビール好きを魅了し続けています。現在、同施設では期間限定イベントを開催中です。
『ジョジョの奇妙な冒険』作者の荒木飛呂彦が手掛けた缶を販売中
「YEBISU BREWERY TOKYO(エビス ブルワリー トウキョウ)」は、5月31日までの期間限定で「美人画で巡るヱビス」を開催中。人気漫画『ジョジョの奇妙な冒険』(集英社)などの作者である荒木飛呂彦氏とコラボレーションした限定缶ビールをはじめ、原画の展示やグッズの販売を行っています。
エビスビールの歴史と共に描かれてきた「美人画」は、その時代の美的感覚や文化的価値観を反映しているそう。館内には、荒木飛呂彦氏が鮮やかな色使いで描いた「美人画」が3mの特大サイズで展示されており、圧倒的な存在感を放っています。
135年前にタイムスリップ! ミュージアムエリアでは歴代ビール缶を展示
館内は限定のエビスビールが飲食できるタップエリア、実際にビールを製造しているブルワリーエリア、そして135年のエビスビールの歴史が分かるミュージアムエリアの3つに分かれています。
自由に見て回っても十分楽しめますが、より詳しい解説が聞きたい人はツアーに申し込むのがおすすめ。エビスビールの歴史だけでなく、ビールがどのように作られているかについて、ガイドによる詳しい解説を聞くことができます。
ツアーの最後には、参加者のみが入れる個室でちょっと特別感を味わいながら、いつもとひと味違うビール体験を楽しんでみるのもいいですね!
ここでしか飲めない限定ビール「受け継ぐ者」など4種を飲み比べ
エビスビールの知識をたっぷり蓄えたら、最後はお待ちかねのタップエリアへ! ここで大人気なのが、「BEER FLIGHT(ビアフライト)」、4種のビール飲み比べです。
1890年代のエビスビール誕生当時に使用されていたアロマホップを使用しよみがえらせた「エビスインフィニティ」、クラフトビールの定番をエビスらしく仕上げた「エバーホップヴァイツェン(期間限定)」、黒ビールらしい深みとフルーティーなホップの「エビスインフィニティブラック」、そして荒木飛呂彦氏の作品をテーマに作られたYEBISU BREWERY TOKYO限定醸造ビール「受け継ぐ者(数量限定)」の4種を飲み比べることができます。数量限定のメニューあるので、ぜひその時期ならではのビールを楽しんでみては?
DATA
エビスビール135周年特別企画「美人画で巡るヱビス」
開催場所:YEBISU BREWERY TOKYO
開催時期:2025年2月13日~5月31日
※グッズ販売は整理券を配布
文:栗原 なお
※20歳未満の者の飲酒は法律で禁止されています。