1. トップ
  2. ダイエット
  3. 「体を冷やさない」がキレイの秘訣! 麻亜里さんに教わる、冷え解消&代謝アップヨガ

「体を冷やさない」がキレイの秘訣! 麻亜里さんに教わる、冷え解消&代謝アップヨガ

  • 2025.3.12

ヨガ好きな人にはもちろん、内側から発光するような透明感ある美しさから、美容好きな女性たちの憧れとしても注目が集まる、ヨガインストラクターの麻亜里さんを取材! 今回は、麻亜里さんが日頃から気をつけているという「温活」についてお話を伺いました。

春夏秋冬いつでも「体を冷やさない」を意識! でもルールは決め過ぎない

――前回の記事で、ヨガを始めてから平熱が上がったというお話の際に、「体を冷やさないように心がけていることがある」ということでしたが、ぜひくわしく教えてください。

麻亜里さん:体が冷えると自律神経が乱れることにもつながって疲れやすかったり、ネガティブな思考になったり、さまざまな影響が表れてしまうと言われますよね。わたしは冷えやすいタイプなので、春夏秋冬、季節にかかわらずいつでも体を温めることを大切にしているんです。
体質を根本的に改善するためには、日々の継続が大事なので、生活のなかのちょっとしたことでも「温活」の意識を持つようにしています。

――”冷えは万病のもと”とも言いますもんね。麻亜里さんはふだんどのような温活を行っていますか?

麻亜里さん:毎日の入浴では、お気に入りのバスソルトや日本酒を入れて温め効果をアップしてみたり、今みたいにまだ寒い時期には、毎朝70℃くらいの温かい白湯を飲んでから1日をスタートしています。あとは、昔から「子宮は冷やさないように!」という祖母の教えがあったので、とくにお腹は冷やさないように心がけていますね。
ただ、ルーティンのように「温活ルール」をガチガチに決めてしまうと、それはそれで自分自身の負担になってしまうと思っていて。冷たいものを飲みたいときには飲みますし、体調によってふだん行っていることができないこともあります。なので、ルールにとらわれ過ぎず、靴下をはいて末端を冷やさないようにする、寒いときには小さい電気湯たんぽを足もとに置いて全身のめぐりをよくしてみる、など自分がムリせずできることをとり入れていくのがおすすめです。

――体も心もヘルシーで美しくいられる秘訣は、日々の温活の恩恵はもちろん、麻亜里さんの柔軟性のある考え方にもヒントが隠されていそうですね!

麻亜里さん:ありがとうございます(笑)。そして、関節まわりをほぐして全身のめぐりをよくしたり、インナーの筋肉を使って代謝を上がるヨガも、温活につながります。今回は、冷え解消や代謝を上げるためのヨガポーズをご紹介したいと思うので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

 

麻亜里さんに教わる! 冷え解消&代謝を上げるヨガ

今回は、誰でも簡単に行えて、冷え解消や代謝アップに効果的なヨガを3つ教えていただきました。

<1>4つの動きで全身のめぐりをアップ!
3首(首・手首・足首)と股関節を、まわしたり伸ばすことで関節周りをほぐし、全身のめぐりをアップしましょう! 4つの動きをすべてセットでやるとより効果的ですが、できるものだけでもOK。

【1】首 床にあぐらで座り、両手をひざの上におく。このとき、手のひらが天井を向くように。首は脱力して下に向け、左右にゆっくりと傾ける。30秒。
【2】手首 床にあぐらで座ったら、両手を前に出し、指先が体側に向くように床につく。片手ずつ左右交互に重心を移動させるようにして手のひらを床につける。30秒~1分ほど行う。
【3】足首 床に座り両脚をまっすぐ前へと伸ばしたら、足首を時計まわりに10回まわす。終えたら、反時計まわしも10回行う。
【4】股関節 床にあお向けになり、左脚のひざを曲げてお腹側に引き寄せる。 ひざを曲げたまま左脚を外側へ30秒倒し、反対側にさらに30秒倒す。このとき、上半身が左右に傾かないように注意。 左右の脚を入れ替えて反対脚も同様に行う。

 

<2>舟のポーズ お腹の筋肉を使うことで代謝をアップさせましょう! 床にお尻と足の裏をつけた状態で座る。両脚はひざを曲げた状態で床から浮かせて、ひざ下が床と平行になるように持ち上げる。このとき、つま先は天井に向けて伸ばす。 両腕は手のひらが天井に向くようにまっすぐ前に伸ばす。この状態を30秒キープ。
<強化ver.にチャレンジ!> もっと強度を上げたい人は、上半身を床に近づけるように下げて、ひざを曲げ伸ばしすると効果がアップ!

<Point>
お腹を使い、骨盤を立てることを意識しましょう。

 

<3>ヴィンヤサヨガ(太陽礼拝) 最後は、全身を温めて、代謝アップにつながるポーズです。 立った状態で両脚を大きく開く。右脚はひざを曲げてつま先を外側へ90度に向け、左脚はつま先を正面に向けた状態で伸ばす。上半身を右側にひねり目線を天井へ。このとき両手は太ももに軽く添える。
右腕を上げて体側を伸ばし、息を吸って4秒。
右腕を下ろし元の位置に戻ったら、左腕を上げて息を吐いて4秒。 脚を入れ替えて、反対側も同様に行って。

冷えに悩んでいる人や、代謝を上げたい人はぜひこれらのヨガポーズをとり入れてみてくださいね。

 

衣装協力/XEXYMIX(ゼクシィミックス)
https://www.xexymix.jp/

 

カメラ/鈴木謙介 文/FYTTE編集部

 

元記事で読む
の記事をもっとみる