Text by 井上大輔(編集部)
かつて堂安律も所属したオランダの強豪PSV。
4日に冨安健洋が所属するアーセナルとのUEFAチャンピオンズリーグを戦ったが、ホームで1-7の惨敗を喫した(負傷中の冨安は欠場)。
元Jリーガーでもあるピーター・ボス監督は「ひどい夜になった。(監督も選手も)どちらも悪かった、間違いない」とこぼしていた。
そのPSVは、12日に敵地ロンドンに乗り込み、アーセナルとのリターンマッチを戦う。
『AD』などによれば、PSVの経営陣は、ロンドンまで駆け付ける約3000人のサポーターたちのチケット代を全額返金することを決めたという。
1stレグで大敗したものの、アウェイチケットを購入していたほぼ全てのサポーターが敵地まで駆け付けるそうで、クラブとしてはそれに報いる配慮をしたとのこと。
PSVは国内カップ戦でも格下に敗れて決勝進出を逃しており、そういった背景もあるようだ。
チケット価格は1枚68ユーロ(1万円)ほどで、PSVの負担額は20万ユーロ(3231万円)ほどになるそう。当然だが、アウェイに駆け付けるサポーターは、旅費と宿泊費は自己負担になる。