30代の女性読者、「実は地元民」さんは2年前のその日、結婚して離れていた地元に急きょ戻ってきていた。
交通事故に遭って病院に運ばれた姉の元へ駆けつけたのだ。
しかし、生まれ育った地元だというのに場所がよくわからなくて......。
<「実は地元民」さんからのおたより>
2年前、実家の姉が地元で交通事故に遭いました。
私は結婚して地元を離れていて、他県から駆けつけたのですが、姉が搬送された病院の場所がはっきりとは分からず......。
若いカップルに道を尋ねたら...
駅で道を聞いたのですが、走っても走ってもその病院の入口に辿り着きません。
そこで思い切って、近くにいた中高生くらいの若いカップルに思い切って声をかけることに。
すると2人は「近くだからそこまで案内します」と言ってくださって、一緒に病院まで行ってもらえることになったのです。
歩きながら「お急ぎですか?」と聞かれたので姉が搬送されたことを伝えると、2人とも「急がなくちゃ!」と走ってくれました。
それなりに距離があったのに、嫌な顔もせず走って案内してくれた若いお2人。お陰で姉に会うことができました(姉は入院することになりましたが、その後退院しました)。
お礼は伝えましたが、足りないくらいです。あの時は本当にありがとうございました。
私も子育て中なので、我が子にもお2人のような優しい子に育ってほしいと思います。
(※本コラムでは読者の皆さんに投稿していただいた体験談を紹介しています。プライバシー配慮などのために体験談中の場所や固有名詞等の情報を変更している場合がありますので、あらかじめご了承ください)