本格中華を家庭でも作れるよう、ご自身のYouTubeチャンネルでレシピを紹介してくれている脇屋シェフ。脇屋シェフの料理は王道で伝統的な中華から現代風で独創的なものまでさまざまですが、今回は聞き慣れない「拌麺(ばんめん)」を紹介していました。麺料理は比較的ポピュラーなのでほとんど知っているつもりでしたが、まだ知らない麺があったとは!ということで、さっそく作ってみました!
脇屋シェフといえば、中華の重鎮として有名ですよね。厳しい方なのかと思いきや、YouTubeチャンネル『Wakiya YujiのYUJI CHANNEL』では、とても気さくに冗談を交えながら本格的な料理を教えてくれています。今回はそのなかから、「シャキシャキのレタスとスパムの拌麺」に挑戦してみました。
脇屋シェフの「シャキシャキレタスとスパムの拌麺(ばんめん)」の材料と作り方
【材料】※3~4人分
中華麺…2玉(細目がおススメ)
レタス…1個(中玉)
スパム…150~170g(約1/2缶)
しょうゆ…大さじ3
ゴマ油…大さじ3
湯…大さじ3(麺を茹でた湯を使います)
塩…小さじ1弱
白こしょう…少々
鶏がらスープの素(顆粒)…小さじ1
【下準備】
レタス:芯を外してざく切りにしておきます。
スパム:1cmの厚さの棒状に切っておきます。
【作り方】※調理時間:5分
1. たっぷりの湯で時間通りに麺を茹でます。
2. 器にしょうゆ、ゴマ油、湯、塩、白こしょう、鶏がらスープの素を入れて、よく混ぜ合わせておきます。
3. 茹で時間が残り1分になったら、鍋にスパムを入れます。
4. 茹で時間が残り30秒になったら半量のレタスを入れ、さっと混ぜてからザルに上げ、湯切りして器に入れます。
5. 器に麺と残りのレタスを入れ、しっかり混ぜ合わせて出来上がりです。
緑が鮮やかな出来上がりですが、レタスを2回に分けて入れているので、やわらかい部分とパリパリな部分の食感が違うのがはっきりと感じられます。
味付け自体はしょうゆと鶏がらスープの素なので、とてもシンプル。そこにスパムの塩加減が不思議とちょうどよく合って、おいしい麺料理です。
作っているときはスープがないので物足りないかな?と思いましたが、食べてみるとそんなことは全然なく、味も量も満足できました。3~4人分とのことですが、麺が2玉ですので2人で食べちゃっても大丈夫です。
汁のないまぜそばのことを、中国では拌麺と呼ぶそうです。「麺といえば中国」みたいなイメージがありますが、小麦粉から作られる麺料理はほぼ世界中に存在していて、同時発生なのか伝播なのかは別にしても、不思議なことになんとなく似ていたりします。
簡単に作ることができて手早く食べられる拌麺は、きっと長い間中国で庶民の胃袋を満たしてきたのではないかと思います。
味がとてもシンプルですので、皿に取り分けてから黒酢や花椒、ゴマ油などをかけて食べるとまた味が変化して楽しむことができます。わたしは結構花椒が好きですので多めにかけてみましたが、独特のピリッとした味がアクセントになっておいしく食べられました。レタスを入れてざっと混ぜ合わせるので、大きいかな?と思うくらいの器で作るのがおススメです。
とても簡単であっという間にできますので、ぜひ作ってみてください!