香取慎吾が主演を務め、志尊淳が共演するドラマ『日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』(フジテレビ系/毎週木曜22時)の第10話(3月13日放送)に、オーディション『NCT Universe : LASTART』に参加していたヘイテツの出演が決定。ヘイテツは今回が俳優デビューとなる。
本作は、選挙当選のためにイメージアップを狙い、シングルファーザーの義弟・小原正助(志尊)とその子どもたちと暮らすことになった主人公・大森一平(香取)が、次第に家族の問題と真剣に向き合い、やがて本気で社会を変えようする姿を描く“選挙&ニセモノ家族ドラマ”。
第10話では、香取が参加しているCULENに合流し、熱い注目を集める新人俳優・ヘイテツがゲスト出演。かつてテレビプロデューサーだった一平の元部下で、今は動画配信者として活動する野上慧(のがみ・さとし)を演じる。2024年から芸能活動を開始したばかりのヘイテツにとって、本ドラマが記念すべき俳優デビュー作となる。
ヘイテツが演じる野上慧は、かつてニュース番組のプロデューサーだった一平の元部下で、一平がテレビ局を辞めるきっかけを作った因縁の人物。第6話のラストでは、街頭ビジョンに映し出された、子ども食堂の活動に励む一平の姿をにらみつける野上が登場。職場で一平から激しく叱責されたことを思い出し動揺する野上の様子から、今なお一平に対してただならぬ感情を抱いていることが明かされたが、今回の第10話では、野上は現在、動画配信者として活躍していることが明らかに。ニュースの裏側を暴露する動画チャンネル『のがっちのNEWSをKILL』を運営し、20万人以上のチャンネル登録者から支持を集める人気動画配信者となっていたのだった。
一方、大江戸区の再開発計画を推し進めようとする区長の長谷川(堺正章)や民政党の衆議院議員・黒岩(橋本じゅん)と対立した一平は、民政党の公認候補として区議選に出馬することを拒否し、なんと無所属で大江戸区長選挙に出馬すると宣言。新たな決意を胸に行動を開始する。そんな一平の姿は、いったい野上の目にどのように映るのか。かくして、一平と野上それぞれの戦いが幕を開ける――!
ヘイテツは、2002年5月7日、宮城県で韓国人の父と日本人の母の間に生まれた22歳。2022年に韓国のプロダクション・SM Entertainmentの練習生として渡韓。2023年には、活動グループやメンバー数に制限がないグローバルグループとして話題のNCTが、新グループを立ち上げるために行ったオーディション『NCT Universe:LASTART』に参加。身長184cm、細身でスラッとした抜群のスタイルと端正なルックスで注目を浴びた。2024年秋、稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾が参加しているCULENに合流、本作『日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』を機に、日本を拠点にした本格的な芸能活動をスタート。念願の俳優デビュー作で、初の演技にして香取との初共演に挑む。『NCT Universe:LASTART』でも話題を呼び、熱い注目を集める新星・ヘイテツ。今後の活躍に期待は高まるばかりだ。
ヘイテツは初のドラマ収録を終えた心境について「撮影が終わるまで、ずっと肩の荷が重たかったです(笑)。制作陣の方々から、僕の至らない部分を教えていただきながら、そして自分でも試行錯誤を重ねながら、なんとか乗り切れたかな、という思いです」と振り返る。香取との共演については「実は撮影に入る前、“今回はたくさんご迷惑をお掛けすると思いますが、すみません”と事前に香取さんに謝っておくべきかどうか迷っていたんですね。でも、そんな言い訳をするのは、ただの甘えだと思って、結局、特に何も言わずに撮影に臨みました。そんなこともあって、現場では香取さんとあまりお話ができなかったんです。もしかすると、香取さんから“人見知りな子だな”と思われているかもしれません(笑)」とした。
香取はヘイテツの印象について「僕よりも背が高くて、迫力があるんだけど、役柄と相まって、気弱でナイーブな部分も垣間見えて。それでいて、どこか鋭さも感じさせる、とても個性的な役者さんだと思いました」とコメント。初共演については「彼の眼の奥に秘めた力強さを感じながら、なんとか負けないように頑張りました!」とした。
ヘイテツがゲスト出演するドラマ『日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』は、フジテレビ系にて3月13日22時放送。
※コメント全文は以下の通り。
<コメント全文>
■ヘイテツ
――初めてのドラマ収録を終えて、今の心境は?
「撮影が終わるまで、ずっと肩の荷が重たかったです(笑)。制作陣の方々から、僕の至らない部分を教えていただきながら、そして自分でも試行錯誤を重ねながら、なんとか乗り切れたかな、という思いです」
――野上慧という人物を演じる上で、心がけたことは?
「野上の正義感の強さや、自分の信念に対する頑固さは、僕自身の中にもあると思います。ただ野上の場合は、自分の正義というものに、若干矛盾も感じているんじゃないか、という気がしていて。そういう繊細な部分をどうやったら表現できるのか、意識しながら演じたつもりなんですが、やっぱり難しかったですね。でもそんな風に、いろいろなことに気づかせてくれたり、考えるきっかけを与えてくれたこの野上というキャラクターに、とても感謝しています」
――香取慎吾さんとの初共演はいかがでしたか?
「初対面ではなかったんですが、これだけ長い時間、ご一緒するのは初めてで。やっぱり、僕が子どもの頃からずっとテレビで見ていた方ですから、とても緊張しました。でも今回は思い切って、大先輩の背中に乗っかっちゃおう…いや、胸をお借りしよう、と(笑)。ですから、実は撮影に入る前、“今回はたくさんご迷惑をお掛けすると思いますが、すみません”と事前に香取さんに謝っておくべきかどうか迷っていたんですね。でも、そんな言い訳をするのは、ただの甘えだと思って、結局、特に何も言わずに撮影に臨みました。そんなこともあって、現場では香取さんとあまりお話ができなかったんです。もしかすると、香取さんから“人見知りな子だな”と思われているかもしれません(笑)」
■香取慎吾
――ヘイテツさんの印象は?
「僕よりも背が高くて、迫力があるんだけど、役柄と相まって、気弱でナイーブな部分も垣間見えて。それでいて、どこか鋭さも感じさせる、とても個性的な役者さんだと思いました」
――ヘイテツさんとの初共演はいかがでしたか?
「一平と野上が2人きりで話すシーンがあるんですが、まさかあそこまで緊張感のある空気になるとは…(笑)。1話の頃からは想像もつかないような、かなり緊迫したシーンになっていると思います。緊張すればするほど楽しくなってくるタイプの僕としては(笑)、とても充実した時間を過ごすことができましたね。彼の眼の奥に秘めた力強さを感じながら、なんとか負けないように頑張りました!」
■プロデュース:北野拓(フジテレビ ドラマ制作部)
「ヘイテツさんと初めてお会いしてお話をさせていただいた際に、唯一無二の存在感に圧倒されるとともに、今の時代を生きる20代の繊細さと真面目さを併せ持つ方だと強く感じました。そうしたご本人の持つ“ドキュメント性”がこのドラマには必要不可欠だと考え、香取慎吾さん演じる主人公・一平の過去のパワハラ疑惑の相手という終盤のキーパーソンになる役柄に起用させていただきました。映像作品では初めての演技とのことでしたが、香取さんとも堂々と対峙してお芝居をされていました。新しい才能の出現を楽しみにしていただければと思います」