ドジャースのブランドン・ゴームズGMは10日(日本時間11日)、元MLB選手らが司会を務める人気ポッドキャスト『Foul Territory』に出演。二刀流復帰へ準備を続ける大谷翔平投手の今後のプランについて明かした。週1回のライブBP(実戦形式の打撃練習)を計画しており、マイナー選手を相手に投球。メジャー選手との対戦は避ける方針のようだ。
■「最高の打者を失うわけにはいかない」
ゴームズGMは『Foul Territory』で大谷の二刀流復帰プランについて問われると、「明らかに特殊な状況だし、彼は唯一無二の存在だから、かなり話し合ってきたよ。戻ってくる時には、しっかりした土台を築けているか確認しながら進めたい。試合で最高の打者の一人を失うわけにはいかないからね。一貫して取り組める方法を用意しようとしている」と語った。
「例えば、週に1回と決めて早めの練習でライブBPのような形式を試すつもりだ。マイナーの選手5人を連れてくる形になるので理想的ではないが、メジャー選手との対戦は避けたい。何か予期せぬことが起きたら大変だからね。この方法は十分に検討の余地があって、過去にも似たことをやったケースがある」と、具体的な方針が見えてきたようだ。
一方で慎重な姿勢は崩さず、ゴームズGMは大谷とのコミュニケーションの中で柔軟な対応をしていくと示した。前例のない唯一無二のキャリアを歩む二刀流は、リハビリも一筋縄ではいかない。