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ドラマ版「ハリー・ポッター」、スネイプ先生役とマクゴナガル先生役のキャストが出演交渉中

  • 2025.3.10
『ハリー・ポッターと謎のプリンス』(2009)。
HARRY POTTER AND THE HALF-BLOOD PRINCE - Alan Rickman, Emma Watson, Rupert Grint, Daniel Radcliffe, Maggie Smith, 2009. 『ハリー・ポッターと謎のプリンス』(2009)。

HBOで製作されるドラマ版「ハリー・ポッター」で、ミネルバ・マクゴナガル先生役としてジャネット・マクティアが出演交渉中だという。またセブルス・スネイプ役には、パーパ・エッシードゥの起用が決まりそうだ。2月にはアルバス・ダンブルドア役をトニー賞エミー賞受賞、アカデミー賞2度ノミネートを誇る名優ジョン・リスゴーが演じると報じられたが、HBOはそのときと同様、「注目度の高いシリーズなので、噂や憶測が飛び交うことは承知しています」と声明を発表し、契約がまとまってから詳細を発表すると述べるに留めた。

ホグワーツ魔法魔術学校の変身術教授で、ハリーら主人公たちが所属するグリフィンドールの寮監でもあるマクゴナガル先生は、副校長を務め、ハリーらを導く存在。映画版ではマギー・スミスが演じ、若き日をフィオナ・グラスコットが『ファンタスティック・ビースト』シリーズで演じた。ドラマ版で白羽の矢が立ったジャネット・マクティアはイギリスの出身で、『タンブルウィーズ』(2000)でアカデミー賞主演女優賞、『アルバート氏の人生』(2012)で同助演女優賞にノミネートされた経歴を持つ。また、5月に公開予定の『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』にも出演し、エミー受賞ドラマ「オザークへようこそ」などテレビドラマでも活躍する。

パーパ・エッシードゥ
Paapa Essiedu poses during the EE BAFTA Film Awards 2023パーパ・エッシードゥ
ジャネット・マクティア
Janet McTeer attends The Olivier Awards 2023ジャネット・マクティア

一方、映画版でアラン・リックマンが演じた複雑な役どころ、スネイプ役で契約間近だと伝えられるパーパ・エッシードゥも、イギリスの出身だ。「I MAY DESTROY YOU / アイ・メイ・デストロイ・ユー」でエミー賞候補となり、「ラザロ・プロジェクト 時を戻せ、世界を救え!」では英国アカデミー賞テレビ部門にノミネート。舞台『人形の家』でトニー賞とオリヴィエ賞を獲得している。

これまでの報道によると、ドラマシリーズはJ・K・ローリングの原作1巻ごとに1シーズンを費やして全7シーズンを制作し、シーズン1を2026年に公開する予定。ワーナー・ブラザース・ディスカバリーは番組製作発表時、新世代のファンを代表する新キャストを起用し、原作本に忠実にドラマ化するとコメント。また脚本家兼ショーランナーのフランチェスカ・ガーディナーは、昨年12月にロンドンで行われたイベントで、スネイプが31歳、ダーズリー家も映画よりもずっと若くなる「正典」の年齢を踏襲すると明かした。さらに、2024年秋にキャスティングの公募を開始した際には、「包括的で多様性のある配役に注力」すると発表していた。

Text: Tae Terai

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