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つい勘繰ってしまう“とある客”が図書館を利用する目的 だんだん意識してしまう職員の話に「もどかしい距離感が最高」の声【BL漫画】

  • 2025.3.10
『インテリお兄さんと図書館職員』3話前編より (C)ん村/一迅社

【漫画】司書ではない青年にいつも本の案内を頼む理由が「これはもう意識してますね…」と話題

コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョンマンガ部」。今回は、web漫画サイト「一迅プラス」にて連載中の『インテリお兄さんと図書館職員』(一迅社刊)の3話前編を紹介する。『オンラインゲーム仲間とサシオフしたら職場の鬼上司が来た』(一迅社刊)などで知られる作者のん村さんが、1月10日にX(旧Twitter)に本作を投稿したところ、6000件を超える「いいね」やコメントが多数寄せられた。本記事では、ん村さんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについて語ってもらった。

図書館勤務の男性と、その利用客の絶妙な間柄

『インテリお兄さんと図書館職員』3話前編より (C)ん村/一迅社

図書館で働いている真面目な男性・蓮見は、同僚の男性・如月からとある質問をされる。それはパートのメンバーからは“王子”とも呼ばれている気品あふれる美青年・白石に関する話題だった。

以前白石が蓮見と話し込んでいたことから、何を話していたのか気になっていたという如月。蓮見が白石とプライベートで会う約束をしたことを明かすと、如月は「王子って絶対白石さんのこと好きですよね」「もしかして蓮見さん目当てで図書館来てるんじゃ…」と勘繰る。

その言葉を聞いた蓮見は図書館にいることを忘れ、思わず声を大きくして否定。そんな勘繰りは利用者に失礼だと言って如月を作業に戻らせた蓮見だったが、そこへやってきた白石は花咲くような笑顔を浮かべ…。

この蓮見と白石の淡い関係を描いた漫画を読んだ人たちからは、「これはもう意識してますね…」「もどかしい距離感が最高」「陰キャ仲間じゃなかったんだ…」「登場人物みんなかわいい」など、多くのコメントが寄せられている。

読み易く入り込み易い世界観で展開される、蓮見と白石のもどかしい距離感

『インテリお兄さんと図書館職員』3話前編より (C)ん村/一迅社

――本作では、図書館の職員と利用者という立場の異なる2人による、ドキドキしながらも落ち着いたストーリーが描かれていました。お話の発想の源はどこだったのでしょうか?

「普段はガラが悪いのに、好きな人の前では猫をかぶるお兄さんを描きたい」と思ったのが最初のきっかけです。舞台を図書館にしたのは、私自身が図書館を利用する機会が多く身近に感じていたためです。

――本作では、白石に褒められて顔を赤らめる蓮見が非常に印象的でした。本作を描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあればお教えください。

ありがとうございます。まさに褒められて照れている蓮見は「純朴なかわいさ」を意識して描いた、こだわった点です。

――特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。

繰り返しになってしまい恐縮ですが、3話の白石に褒められて照れる蓮見のシーンは力を入れて描いたため気に入っています。

――ストーリーを考えるうえで気をつけていることや意識していることなどについてお教えください。

ストーリーの最初と最後で状況が変わっているようにする、というのは意識しているかもしれません。

――作画の際にこだわっていることや、特に意識していることはありますか?

読みやすさは意識しています。私はまだ「これだ!」という自分の強みを見つけられていないので、せめてスムーズに読めるよう気を付けています。

――今後の展望や目標をお教えください。

白石と蓮見を無事にくっつけたいです。

――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします!

Xでのご反応やメッセージ、お手紙など、読者さんの応援にいつも本当に励まされております。ありがとうございます。今後も「インテリお兄さんと図書館職員」をお楽しみいただけますと幸いです!

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