健康に気を遣うことはとても大切。でも、だからと言って何でもやり過ぎ・考え過ぎてしまうと、思わぬトラブルに発展することも……。
今回は筆者の知人から聞いた、健康のためにあまりにも口うるさくなった夫を懲らしめた、スカッとエピソードをご紹介します。
健康
これはつい最近まで困っていた出来事です。
夫は今年度の健康診断で『生活習慣病に気をつけるように』と注意されてから、まるで別人のように変わってしまいました。
もともと健康が1番の取り柄と自慢していた夫。どれだけジャンクフードを食べても、あまり運動をしなくても、体質なのか、特に悩みもなく過ごせていました。
その尊厳が脅かされていることを怖がり、過剰に健康を意識した食事をとるように。
大好きだったラーメンやピザなどを控え、バランスのとれた和食を好むようになったのです。
アプリに依存した夫
それだけならよかったのですが、夫が過剰に依存するようになったのが【健康管理アプリ】。
「この食材はカロリーが高い」
「これは栄養価が足りていない」
そう毎食細かく料理や食材を調べては、色々とダメ出しをしてくるようになったのです!
はじめは健康を気遣い夫に合わせていたものの、毎回文句を言われてだんだんストレスが溜まってきた私はとある行動に出ることに!
妻の作戦
「あなたは私と違って健康に気を遣えていてすごいわ!」
「健康第一なご飯、ぜひどんなものかお手本を見せてほしいな♡」
そうあえて下手に出て気分をよくした夫に対し、毎晩の食事を手料理してもらうことにしたのです!
いつも気の強い妻からシュンと縮こまってお願いされて、はじめこそ意気揚々と料理に励んでいた夫。
でも、慣れない料理に苦戦することばかりでなかなかうまくはいかず、結局1週間も経たないうちに弱音を吐くようになりました。
その後
健康アプリはとても頼りになる存在ですが、各家庭に合わせた形で取り入れることが大切なのではないでしょうか。そこで改めて『健康的な食事も大事だけど完璧を追求するのはまだ難しい』『運動もして食事だけに頼らない健康な体を手に入れよう』と伝えた私。
夫もようやく完璧な料理を毎食用意する大変さを分かってくれたのでよかったです。
【体験者:40代・女性会社員、回答時期:2025年1月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:一瀬あい
元作家志望の専業ライター。小説を志した際に行った女性への取材と執筆活動に魅せられ、現在は女性の人生訓に繋がる記事執筆を専門にする。特に女同士の友情やトラブル、嫁姑問題に関心があり、そのジャンルを中心にltnでヒアリングと執筆を行う。