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笠原流の「無限小松菜」作ろう!え、茹でた小松菜は“醤油洗い”するだって!?何ですかソレ!?試してみた

  • 2025.3.8

1年中出回っている小松菜ですが、旬は冬。クセや苦みが少ないので、炒めても茹でてもおいしく、日々の料理に大活躍。人気和食店「賛否両論」の笠原将弘さんは、自身のYouTube『【賛否両論】笠原将弘の料理のほそ道』で、「無限小松菜」を紹介していました。味付けにさきいかや塩昆布、かつお節を使うので、お箸が進むのだとか。日本料理の技法「しょうゆ洗い」のテクニックも使うとのことで、仕上がりに興味津々です♪



さきいかと塩昆布がポイント!「無限小松菜」を作ってみた!

【材料】(2~3人分)
小松菜…2袋 ※今回は330g使用
さきいか…40g
塩昆布…10g
しょうゆ…大さじ1
かつお節…5g
にんにく(すりおろし)…小さじ1/2
ゴマ油…大さじ1
塩…少々
砂糖…少々
一味唐辛子…少々 ※なくても可
韓国のり…適量 ※刻みのりでも可
すだちまたはレモン(国産)…お好みで適量

【作り方】
1. 小松菜の根元を切り落とし、茎と葉を丁寧に洗います。



小松菜の根元には土が付いていることがあるので、根元も葉も、きれいに洗ってくださいね。

2. 小松菜は茎を3cm長さ、葉を1.5cm長さに切ります。さきいかと塩昆布は、粗く刻みます。



旨味の強いさきいかと塩昆布を、味付けに使うのがポイントです。

3. 沸騰したお湯で小松菜を20秒ほど茹で、ザルに上げて水切りします。



小松菜をサッと茹でて、ザルに上げます。冷水に取る方が色はきれいに仕上がりますが、今回は小松菜が水っぽくならないよう、ザルに上げて湯切りします。

4. 小松菜が熱いうちにしょうゆをまぶし、粗熱が取れたら絞ります。



ザルで水気を切った小松菜にしょうゆをまぶします。



しょうゆの塩分で、茹で野菜の水分を抜きます。この技法は、日本料理で「しょうゆ洗い」と呼ばれているそう。和え物を作る時などにも用いられているとのこと。

筆者は今回、「しょうゆ洗い」を初めて知りました!

5. 絞った小松菜に2のさきいかと塩昆布、そして、かつお節、にんにく、ゴマ油を加えて混ぜ合わせます。味見をして、塩、砂糖、一味唐辛子で味を調えます。



さきいか、昆布、かつお節、にんにく、ゴマ油と、旨味や風味の強い食材を合わせるので、無限に食べられるおいしさになりそう!全体がまんべんなく混ざるように、ざっくりと混ぜ合わせました。

今回は砂糖をふたつまみ、一味唐辛子をひと振りして味を調えることに。お皿に盛り付けたら、手でちぎった韓国のりを乗せます。お好みで、半分に切ったすだちや、くし切りにしたレモンを添えて、完成です。


旨味の宝庫♡さきいかと昆布&かつお節の味わいが広がりお箸が進む!



人気和食店「賛否両論」の店主・笠原将弘さん考案「無限小松菜」が、こちらです。細かく刻んださきいかと塩昆布、かつお節が小松菜にしっかりと絡み、おいしそうな和え物に仕上がりました。



韓国のりを乗せる前に、和えただけの「無限小松菜」を実食。噛むと、さきいかの甘めの味わい、塩昆布とかつお節の和の旨味が広がり、小松菜自体の味わいがわからないくらい、しっかりとした味が付いています。旨味を含む3つの食材が、バッチリ効いていました。

でも、食感にはシャキシャキとした小松菜らしさを感じ、水っぽくないので、しょうゆの旨味もしっかり含まれているよう。

にんにくとゴマ油を加えましたが、韓国風ではなく和風のおいしさですよ。



手でちぎった韓国のりを乗せて食べてみましたが、「無限小松菜」だけでも味わいが強く、韓国のりの存在があまり目立たないかも。とはいえ、手軽にのりの栄養をプラス出来るので、のりがある場合は乗せてみてくださいね。

また、今回はすだちやレモンを添えませんでしたが、果汁を絞ると爽やかな風味がプラスされ、香りや酸味も楽しめると思います。

さきいか+塩昆布+かつお節は「無限の素」!小松菜の和え物が格上げ必至



人気和食店「賛否両論」の店主・笠原将弘さんのYouTube『【賛否両論】笠原将弘の料理のほそ道』で見つけた「無限小松菜」。この和え物は、かつお節だけではなく、旨味の強いさきいかと塩昆布も使うのが、ポイントでした。

茹でた小松菜にしょうゆをまぶして水気を切る、「しょうゆ洗い」という日本料理の技法を用いるのもポイントです。そうやって、茹でた小松菜に程よくしょうゆの味を染み込ませるテクニックを取り入れるのは、さすが和食のプロならではのレシピ。小松菜のおいしさを引き出すひと手間を知れて、大満足です。

小松菜の和え物は、副菜の定番。さきいか、塩昆布、かつお節の「無限の素」で味付けすることで、ご飯にも合う、濃厚な味わいの一品になりますよ。

お箸が止まらないおいしさなので、おすすめです!

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