【敏感肌】皮膚科医・友利先生が教える、肌機能を立て直すスキンケア＆ベースメイク10選

内科・皮膚科医

友利新先生

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東京女子医科大学卒業後、同大学病院の内科勤務を経て、皮膚科へ転科。現在は都内のクリニックに勤めながら、雑誌、テレビなどのメディアで活躍中。動画配信も大好評。

【レベル3】リカバリーアイテムで肌機能を立て直そう

敏感状態に陥った肌には、とにかく摩擦刺激は厳禁！ 十分に潤いを与えつつ、そっといたわるようなスキンケアにシフトしたい。

なるべく摩擦を避けたいから、水分補給はスプレータイプで

友利新先生

手で何度も触れるという行為そのものが、肌に刺激になることもあります。レベル3だけでなく2の段階でも、ローションをスプレータイプに替えるのはありです。炎症を抑える成分が配合されていればさらによし。このスプレーローションのあとは、いくつものアイテムを重ねずにシンプルなケアにすることも心がけて。

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さっぱりとした使い心地がうれしい！

ラ ロッシュ ポゼ ターマルウォーター

300g ￥3960

フランスのラ ロッシュ ポゼ村で採取できる湧水をボトリング。きめ細かく肌に優しい感触のミスト化粧水。

セラミド機能成分がスッと浸透

キュレル ディープモイスチャー スプレー

〈医薬部外品〉 150g ￥1980（編集部調べ）／花王

微細化された保湿成分が角層深くまで浸透し、乾燥した肌を優しく潤す。消炎剤やユーカリエキスにも期待。

微細なミストで広範囲を保湿

カルテHD モイスチュア フェイス＆ボディスプレー

〈医薬部外品〉 150g ￥1980（編集部調べ）／コーセー マルホ ファーマ

保水有効成分のヘパリン類似物質HDと肌荒れ防止有効成分グリチルリチン酸ジカリウム、ダブルでうれしい。

刺激になるものを使わないように、シンプルケアにスイッチ

友利新先生

バリア機能が乱れていて外的刺激にすぐ反応してしまうため、敏感肌コスメの中でもとくに刺激の少ないものを選ぶ必要があります。アイテムをいくつも使うとそれだけアレルギー反応も起きやすくなるので、できるだけシンプルなスキンケアを心がけるようにして、こすらず優しくなじませましょう。

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肌の表面に潤いのヴェールをつくる！

ディセンシア つつむ フェイスクリーム R1

30g ￥3300

しっとりと濃厚なテクスチャー。独自技術で潤いの膜をつくり、外的刺激をブロック。

配合しているのは6つの成分だけ！ 潤いの満足度は高し

アクセーヌ AD コントロール ローション

120ml ￥3850

バリア機能が低下し、しみやすくなっている肌のことを考えて浸透速度を調整。どんな肌でも刺激なく使える。

ライスパワーNo.11が低下した水分保持能をグッと高める！

アトピスマイル クリーム

〈医薬部外品〉 50g ￥4950／勇心酒造

バリア機能を整える有効成分、ライスパワー No.11を配合。ストレスなくのびて、強く潤った肌へと整える。

高純度・高精製・高品質の厳選成分のみを配合

TSUDA COSMETICS スキン バリア バーム

18g ￥5940／ドクター津田コスメラボ

ビタミンとミネラルを独自のバランスで配合し、バリア機能とともに肌免疫までも強化。

ベースメイクは肌に残りにくい、パウダーファンデがベスト！

友利新先生

ゆらいでいるときは、洗浄力の強すぎるオイルやバームのクレンジングは避けるべき。必然的にベースメイクは落としやすいパウダーファンデがいいということになります。日焼け止めは必須ですが、それも石けんで落とせるなど肌に優しい処方のものを選びましょう。皮脂やメイク残りも刺激になりますよ。

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紫外線や花粉から肌をしっかり守る！

イハダ 薬用フェイスプロテクトパウダー

〈医薬部外品〉 SPF40・PA＋＋＋＋ 全1色 ￥1980／資生堂

肌荒れ要因からプロテクトしながら、毛穴などの肌ノイズをふんわりカバー。テカリを抑える効果もバッチリ。

色ムラ、目立つ毛穴をふんわりカバー

キュレル しっとり肌パウダーファンデーション

SPF16・PA＋＋ 全2色 ￥3080（編集部調べ）／花王

きめ細かいパウダーで厚塗りになりにくく、敏感な状態でも隠したい気持ちに応えてくれる。負担感もなし！

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【ベースメイクがつらいときは】すっぽり覆える大きめマスクでカバー

友利新先生

皮むけや痛みを伴うニキビができているときは、無理にベースメイクをしないほうがいい。ただ、マスクをする場合は装着時間を最小限にすること。

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太陽光から守るUVカット素材

ヤケーヌ フェイスカバー ヤケーヌ プチプラス

￥1485／丸福繊維

日本製の高機能糸を使用したフェイスカバー。吐いた息が下に流れるように設計されているので、眼鏡も曇らず息苦しくない。

撮影／榊原裕一（人物）、沖田一真（静物） ヘアメイク／鈴木京子 取材・文／穴沢玲子 構成／大木光