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古舘伊知郎「俺、だんだん田原総一朗みたいに」 さわかみ投信社長との議論でヒートアップ

  • 2025.3.8
ABEMA TIMES

“コメンテーター全員が結果を出している経営者”というトーク番組、ABEMA『For JAPAN #45』が3月7日に配信。日本の“絶望と希望”をテーマに議論が交わされる中で、MCの古舘伊知郎が熱くなる一幕があった。

【映像】古舘伊知郎「田原総一朗みたいになってきた」場面

さわかみ投信株式会社代表取締役社長の澤上龍氏は「そもそも投資ってわかってる?」と指摘。「投資をすることで2つのものが作れる。一般的なのは資産、もう1つは未来。資産は、NISAによって多くの人が投資に取り組むようになり、それ自体はいいことだが、お金の大半がアメリカ株に行く。それが円安をもたらし、ガソリンや食料品の値段が上がり、生活に困ってしまう。最適なことをしていると思いきや、全体で見るとバランスを欠いているという、まさに合成の誤謬だ」と語る。

これを受け、古舘が「S&P500はいいとか、日本よりアメリカみたいな推奨がいっぱいある。あれは間違いだ?」と問うと、澤上氏は「確かにアメリカ株は上がってきたので、資産づくりという意味ではここまでは順調だったと思う」と回答。

さらに古舘は「これからはもう違うと?はっきり言っちゃってください」とヒートアップし、「俺、だんだん田原総一朗みたいになってきちゃった。はっきり言って!」と促す。

ABEMA TIMES

澤上氏は「もう1つ考えなきゃいけないのが、資産、資産と言っていることによって、日本の将来の暮らしさがスポッと抜けてしまう。仮にアメリカ株が上がり続けたとして、それに日本人が投資してお金・財産ができても、日本の経済はスカスカ。我々の暮らしがダメになってしまっていたら、何のための金なのか。使い道がなければ豊かとは言えない」とコメント。

その上で、「もう一つの側面である未来。例えば、自己投資は“将来こうなりたい”から今頑張る、企業であれば“社会課題を解決したい”“こんな商品を生み出したい”から先行投資をする。そういう意味では、投資はやはり未来を作れる。未来を作った結果、“ご苦労さん”として戻ってくるお金が投資リターンなので、順番を変えてお金、お金にいかないようにすることだ。今は意思を持たない投資家が多いので、ここを変えたら日本は面白くなると思う」と述べた。

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