【漫画】9年連れ添った女子カップルのノロケ話が「販売員もすべて尊い世界」と話題に
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョンマンガ部」。今回は、『ノンケだった百合漫画家が、9年付き合った女の子と婚約した実録』を紹介する。「コミック百合姫」で連載中の『サボりなら保健室でどうぞ?』(一迅社刊)などで知られる作者のあおと響さんが、1月26日にX(旧Twitter)に本作を投稿したところ、1.3万件を超える「いいね」やコメントが多数寄せられた。本記事では、あおと響さんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについて語ってもらった。
9年連れ添った女性と、婚約指輪を買いにいった時のサプライズ
百合漫画を描き続けて10年になる漫画家のあおと響さん。本作のタイトルにもあるとおり女性と付き合っている。先日には9年という節目を迎えた記念に、彼女と婚約指輪を買うためジュエリーショップへ向かったそうだ。
緊張しながら向かった店で、ドキドキしながら店内を見回ったあおとさん。以前から目星をつけていたシンプルでかわいいデザインの指輪を購入できたことで幸せな気持ちになっていたのだが、そこで歩み寄ってきた店員が思わぬアイテムを渡してくれて…。
この実録漫画を読んだ人たちからは、「末永くお幸せになって」「販売員もすべて尊い世界」「素敵な世界」「幸せのおすそ分け漫画ありがとうございました。寿命が延びました」など、多くのコメントが寄せられている。
特別な思い出を漫画にした、かけがえのないエピソード
――『ノンケだった百合漫画家が、9年付き合った女の子と婚約した実録』を漫画にしたきっかけや理由があればお教えください。
もともと、『ノンケだった百合漫画家が女の子に恋して9年経った実録』というエッセイをXで先に公開していて、その続編を…と思って描いたのがきっかけです。婚約指輪を購入するのは彼女との大事な節目でもあったので、嬉しい気持ちや惚気たい気持ちなどを形に残したくてエッセイにしました。
――本作では、婚姻届を見てキラキラした表情のお二人が非常に印象的でした。本作を描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあればお教えください。
ありがとうございます。エッセイは彼女と一緒にアイディアを出しあって描いているので…読んでくださる方に向けて、できるだけシンプルに分かりやすく伝えられるようこだわりました。婚姻届のシーンが一番注目してほしいシーンだったので、印象的だと思ってもらえて嬉しいです。あとは愛情をたっぷり込めた点です。
――特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。
ワクワクしながらジュエリーショップに向かっているシーンです。緊張もしていましたが、彼女との特別な思い出になっているので…
――9年間のお付き合いの中で最も印象に残っているエピソードについてお教えください。
彼女と過ごす毎日が楽しくて、印象に残っているエピソードがたくさんあります。またひとつずつエッセイにできればいいなと思っています。特別なことではないかもしれないのですが、彼女とお天気のいい日にピクニックに行った時に、すごく幸福な気持ちでいっぱいになったことが印象に残っています。
手作りのお弁当をもって、お気に入りのパン屋さんでおやつを買って、風が気持ちよくて、彼女とおしゃべりするのが楽しくて。暖かくなったらまたピクニックに行きたいです。
――今後の展望や目標をお教えください。
現在連載中の百合漫画『サボりなら保健室でどうぞ?』や、自分のオリジナル作品を読者の方に楽しんでもらうことです。長く愛される作品を作ることが目標です。
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします!
いつも応援してくださり、本当にありがとうございます!引き続き、実録漫画や楽しい作品をみなさんにお届けできるよう、頑張ります。