1. トップ
  2. レシピ
  3. 【2つ星店の元料理長】「フレンチシェフの白菜鍋」炊こう!生姜とザーザイたっぷり♡これ…ピェンロー鍋!?

【2つ星店の元料理長】「フレンチシェフの白菜鍋」炊こう!生姜とザーザイたっぷり♡これ…ピェンロー鍋!?

  • 2025.3.8

白菜、干ししいたけ、豚肉、春雨。4つの具材で作れるピェンロー鍋は、白菜大量消費レシピとして注目されています。今回は2つ星フレンチの元シェフ、ジョージさんのYouTubeで見つけた、「フレンチシェフの白菜鍋」を作ってみることに。基本的な4つの材料は同じですが、たっぷりのしょうがとザーサイを加えるのが、ポイントみたい。食べると体が温まるそうですよ。フレンチシェフが作る中華風のお鍋に、期待大!


YouTube『Georgeジョージ』は元2つ星フレンチシェフの料理チャンネル

白菜をたっぷり使った鍋料理を見つけたのは、チャンネル登録者120万人の料理系YouTubeチャンネル『Georgeジョージ』。運営者は元2つ星フレンチのシェフで、現在は、東京都港区白金台のカウンターフレンチ・CIRPASでシェフをしている方です。

『Georgeジョージ』では、簡単レシピから本格的なフレンチレシピまで、様々な料理を紹介。一般家庭でも、おいしいフレンチを再現しやすいので、筆者も注目しています。

今回作ってみる「フレンチシェフの白菜鍋」は、今、注目を集めているピェンロー鍋を、ジョージさん流にアレンジしたものでした。

食材は白菜、干ししいたけ、豚肉、春雨、しょうが、ザーサイの6つ。干ししいたけの戻し汁で煮るので、おいしく作れそう♪

しょうがとザーサイがポイント!「フレンチシェフの白菜鍋」に挑戦

動画では、干ししいたけ10~12個をひと晩水に漬け、戻していました。今回は、スライス干ししいたけで作ってみます。丸ごとの干ししいたけを使う場合は、戻し時間が長めに必要なので、事前に準備してくださいね。



【材料】(3~4人分)
白菜…1/4個
しょうが…約50g
干ししいたけ…10~12個 ※スライス干ししいたけでも可
ザーサイ(市販)…1~2瓶 ※お好みで調整
豚バラ薄切り肉…400~600g
春雨…1~2袋
ゴマ油…適量
昆布…適量
干ししいたけの戻し汁…約400ml
塩…少々
しょうゆ…お好みで

(たれ)
一味唐辛子…適量
ゴマ油…適量
塩…適量

【作り方】
1. ボウルに干ししいたけ、昆布、干ししいたけの20倍の水(分量外)を入れて、しいたけを戻します。



動画では、丸ごとの干ししいたけを戻して薄切りにしていましたが、短時間で戻したい場合は、スライス干ししいたけでもいいとのこと。今回使った干ししいたけは15gなので、300mlの水を注ぎ、30分ほど浸けて戻しました。

2. 白菜をざく切りに、皮を剥いたしょうがを薄い輪切りにします。



白菜の白い部分も葉も、ひと口サイズの細切りにします。しょうがをたっぷりと使うのが、ジョージさん流ですよ。しょうがも具になるので、出来るだけ薄く切りました。

3. 鍋に白菜を敷き詰めてしょうがを乗せ、1の戻し汁、塩、戻した干ししいたけを加え、フタをして中火で5~10分煮込みます。



スライス干ししいたけを水に浸けて30分ほど戻すと、やわらかくなり、だし汁も300ml取れました。今回はだし汁が少なめだったので、水を100ml(分量外)足して煮ることに。レシピには戻し汁が約400mlと書かれていますが、戻し汁の濃さは、お好みで調整してくださいね。

白菜、しょうが、干ししいたけを鍋に入れると、直径25cmの鍋が満杯に!



フタをして、中火で15分ほど煮ました。

4. ザーサイと豚肉を乗せ、ゴマ油をたっぷりと回しかけ、フタをして少し蒸します。



15分煮てフタを開けると、白菜がくったりとしてかさが少し減りました。その上にザーサイと豚肉を乗せ、ゴマ油を回しかけます。フタをして4分ほど蒸すと、中華っぽい香りがほんのりと広がりました。

ザーサイは好みが分かれる食材なので、レシピの分量に限らず、お好みで加えてくださいね。

5. 豚肉の色が白っぽくなったらほぐして端に寄せ、春雨を加えます。煮汁を含めながら春雨を煮込み、お好みで、しょうゆで味を調えます。



最後に春雨を加え、煮汁に浸しながら5分ほど煮込み、今回はしょうゆを加えずに仕上げました。これで完成!取り皿に塩、一味唐辛子、ゴマ油を入れ、鍋の煮汁を注いでたれにします。


しょうがとザーサイの風味で中華風!干ししいたけのだしで旨味たっぷり



2つ星フレンチの元シェフ・ジョージさん考案の「フレンチシェフの白菜鍋」が、こちらです。

白菜、干ししいたけ、豚肉、春雨を使ったピェンロー鍋を、ジョージさん流にアレンジ!しょうがとザーサイがたっぷり入っているので、湯気とともに中華っぽい香りが広がります。



取り皿には塩、一味唐辛子、ゴマ油を好きなだけ入れてスタンバイ。



具材と煮汁をよそって食べてみると、干ししいたけのやさしいだしの味わいが、広がります♡白菜、豚肉、春雨には甘味があって、こちらもやさしい味わい。

しょうがを食べるとピリッ!と辛く、体が温まる♪しっかり、具としての存在感を放っていました。ザーサイもコリコリとしていて、独特の深い風味がクセになります。

今回はスライス干ししいたけを使ったので、しいたけはペラッとしていて、具材としては脇役っぽく感じました。丸ごとの干ししいたけを戻して使えば、肉厚な食感と、もう少し濃いめの、しいたけだしの旨味を味わえそう。

フレンチのシェフ考案だけど…ピェンロー鍋がより中華っぽい印象に♪



YouTubeの料理系チャンネル『George ジョージ』で見つけた「フレンチシェフの白菜鍋」は、白菜、干ししいたけ、豚肉、春雨で作る、ピェンロー鍋のアレンジ料理でした。

しょうがとザーサイをたっぷり加えることで、中華っぽい風味が増し、しょうがの効果で体が温まるお鍋に。また、干ししいたけのだしを使うことで、コクや旨味がたっぷりでした。

鍋自体は、蒸し料理のような素材のおいしさが引き出される味わいに仕上がります。けれど、食べるときに塩、一味唐辛子、ゴマ油でお好みの味付けに出来るので、やさしい味わいにもピリ辛な味わいにも調整出来るはず。

しょうががたっぷり入っているので、一般的なピェンロー鍋よりもメリハリが付いたおいしさになりますよ!

干ししいたけの旨味を堪能したい場合は、ぜひ、ひと晩かけて戻す、丸ごとの干ししいたけで作ってみてくださいね。

元記事で読む
の記事をもっとみる