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ダウンブローのやり方、勘違いしてない?アイアンが一気に上達するレッスン!

  • 2025.3.8

アイアンは、ダウンブローのインパクトが必須というのが常識です。しかし、アイアンが苦手なアマチュアは多く、その原因は大きな誤解をしているから。

ダウンブローを言葉の印象から「鋭角な入射角で上から打ち込むインパクト」とカン違いしているのです。

ボールの赤道の下にヘッドを横から入れる

ダウンブローのやり方、勘違いしてない?アイアンが一気に上達するレッスン!
ヘッドが低い位置から“低空飛行”で入ってくる最下点の手前でインパクト !“急降下”はダメ

本来のダウンブローとは、軌道の最下点の手前の、ヘッドが着陸態勢にある状態でインパクトすることを指します。しかしこのとき、鋭角に“急降下”で打ち込むのではなく、ゆるやかな入射角の“低空飛行”でとらえるのが理想なんです。

ダウンブローのやり方、勘違いしてない?アイアンが一気に上達するレッスン!
ダウンブローとは上から打ち込むことではない!

なぜなら、ボールを芯でとらえるためには、アイアンのリーディングエッジをボールの赤道より下の「ゴールドアングル」に潜り込ませたい。これは“急降下”ではむずかしいのです。“低空飛行”でボールの下にヘッドを横から潜り込ませるインパクトこそが、正しいダウンブローの正体なんです。

【◎】リーディングエッジがボール赤道の下にしっかり潜る

ゆるやかな入射角なら、アイアンのリーディングエッジをボールの赤道より下の「ゴールドアングル」に潜り込ませやすい。このとき最下点の手前でインパクトするのが本当のダウンブロー

【×】鋭角に上から打ち込むことがダウンブローではない

鋭角に打ち込もうとすると、リーディングエッジがボールの赤道の下に入り込みにくく、芯でボールをとらえられない

いかがでしたか? 低空飛行ダウンブローを意識して打ってみましょう!

レッスン=吉本 巧
●よしもと・たくみ/1980年生まれ、兵庫県出身。14歳で渡米しアマチュアとして活躍したのち、プロとなり、アメリカのミニツアーなどを転戦。現在は銀座ゴルフアカデミーでレッスンを行う。

構成=鈴木康介
写真=田中宏幸
協力=取手桜が丘GC(アコーディア・ゴルフ)

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