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「ママに見えない」と言われてよろこんでいる場合じゃなかった…

  • 2025.3.8

1児の母である、みかこ。周囲から、「おばちゃん」と呼ばれることや「ママに見えない」と言われることについて違和感を覚えます。すると、ある飲み会で、今までの価値観がくつがえるできごとが起こり…。「おばちゃん」と呼ばれることに葛藤するアラフォー女性を描いた作品、らっさむさんによる『「おばちゃん」と呼ぶ人、呼ばない人』をダイジェスト版でごらんください。

©らっさむ
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新鮮…!強烈な女性との出会い

みかこは友人のつてで、ある飲み会に参加します。すると、今まで自分が思っていた価値観をくつがえすような、強烈な女性と出会います。「立派なおばちゃん」とは簡単になれるものではない…と言われ、感動を覚えます。

すると、ある女性が声をかけてきました。実はこの女性、以前、友人から聞いていた「美魔女」だったのです。ですが、今は「元」美魔女。ある日、自分の娘が「性的対象を品定めするような視線」にさらされたことがきっかけで、目が覚めます。そして「女が消費される」ことに強い嫌悪感を抱き、「美魔女」を卒業したのです。

「美魔女」の呪いが解けて

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美容にお金も時間もかけていたころは、周囲から性的な視線を感じながらも「消費される側」だとは気づいていなかった…と、語る女性。そして、価値観が完全に変わった彼女は「笑わないことが武器」だと教えてくれました。

「女が笑わない」ことで空気が変わる

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女性が「笑わない」だけで、大きな武器になる…。この女性は自分の体験を踏まえ、価値観を作り上げていったのでしょう。

「笑って受け流す」ことは、一見、大人の対応のようにも見えますが、見た目や加齢いじり・セクハラを許容していることにもつながるのですね。この話を聞き、みかこは「ママに見えないと言われて、浮かれている場合ではない」と強く感じます。

世の中の概念をくつがえすことは、そう簡単なことではありません。ですが、わたしたち一人一人ができることもありますね。迎合しない、空気を読まない…自分の意思をしっかりと持ち、いやなことや許せないことに立ち向かう勇気をもらえる作品です。

著者:ももこ

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