最上もがが3月7日、舞台「聖剣伝説3 TRIALS of MANA THE STAGE」開幕直前取材に、小笠原海、青柳塁斗、原西孝幸、合田雅吏と共に出席。5年ぶりの芝居に挑戦する最上が、娘とのエピソードを明かした。
最上もが、5年ぶりの芝居に挑戦
本作は、「聖剣伝説」シリーズ初の舞台化。「聖剣伝説3 TRIALS of MANA」とは、「聖剣伝説」シリーズの3作目として1995年に発売されたアクションRPG「聖剣伝説3」のフルリメイク版として発売され、世界累計出荷・DL販売本数100万本を突破した超人気作。マナの力を利用し世界征服をたくらむ勢力の争いに巻き込まれながら、必死に運命に抗う若者たちの旅立と試練の物語となっている。
草原の王国フォルセナ出身で国を愛し、負けず嫌いな性格の傭兵として仕えるデュラン役を小笠原が演じる。ほか、デュランとともにパーティーを組む仲間のケヴィンを青柳が、魔法王国アルテナの理の女王を最上が、ビーストキングダムに突如現れた魔術師死を喰らう男を原西が、ガラスの砂漠にいるドラゴン族の竜帝を合田が演じる。
最上は「私は5年ぶりにお芝居をするので、みなさんの足を引っ張らないようにと思いながら挑戦している」と打ち明け「小笠原さんを筆頭にムードメーカーたちがたくさん現場を盛り上げてくださってとても楽しいので、あっという間に本番だなって。楽しみな反面、もう終わるのも寂しいです」と告白。子育てとの両立について聞かれると、最上は「お芝居は実はあきらめていたところがありました」と明かし「ワンオペ育児を常にやっていると、お芝居の現場ってかなり時間を取られてしまうので。でも今回は役柄的にも出やすい感じで、スケジュール面もかなり考慮していただきました」と口にした。
最上もが、娘とのエピソード語る
最上は「実は今、娘が来てるんです」と娘がゲネプロの観劇に来ていることを明かし、ニッコリ。「私の母が来てくれて、たくさん協力してくれたので、なんとかステージに立てることができてめちゃくちゃうれしい」と声を弾ませ「私が帰ると娘が寝てる、という状況がすごく多くて。夜中に目が覚めたときに『ママ、ママ、おかえり』って、すや〜って寝るんですよ。それで『疲れてたけどめっちゃかわいい!がんばろう!』みたいな感じで日々過ごせました」と娘とのエピソードを語り、目を細めた。
さらに最上は「今朝は『保育園行くよ』って言ったら『やだ、ママの女王様見る』って言ったので、急遽連れてきて(笑)」と告白。最上の扮装を見たら満足したそうで、最上は娘について「もうたぶん帰れる状態(笑)。ゲネ見てくれるかわからない。持つかな、っていうところだけちょっと気になってるんですが、今裏でなんとか時間を潰しております」と話していた。
◆取材・文=山田果奈映