簡単な漢字の組み合わせなのに、意外と読めない…なんてことありますよね。今回は小学校2年生までに習う「細」と「石」で構成された熟語「細石」の読み方をご紹介します。「細」の読み方が鍵ですよ。
【細石】なんて読む?
「細石」とは、読んで字のごとく『細かい石。小石』という意味の言葉ですが、「さいせき」や「ほそいし」とは読みません。
「細石」はなかなかの難読漢字なのですが、実はほとんどの人が聞いたことがあるはずです。例えば、スポーツ競技の国際試合や表彰式なんかでよく耳にしますよ。
「君が代は~♪千代に八千代に~♪」
そうです、国家「君が代」の歌詞に登場しています。…ピンときましたか?
【細石】の読み方の正解は…
=「さざれいし」でした!
本来は「細かい石」という意味ですが、「君が代」での「細石」は『無数の小石が結びついてできた大きな岩(石灰質角礫岩)』のことを指し、「国民の結束」を意味しています。「君が代」の元となった和歌が詠まれた「細石」は、岐阜県の「さざれ石公園」で見ることができますよ。
まとめ/meiko 参考/デジタル大辞泉(小学館)