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小学校の参観日「先生! そうじゃなくて──」子どもたちの言葉に → 保護者から拍手が起きた理由

  • 2025.3.7

子どもの学校での様子を知るのに、授業参観はとても良い機会ですよね。今回は筆者の息子K太が小学生の時の参観日で体験した、ほっこりするエピソードをご紹介します。

画像: 小学校の参観日「先生! そうじゃなくて──」子どもたちの言葉に → 保護者から拍手が起きた理由

異学年と遊ぶ、ふれあい参観日

K太が通っていた小学校では年に一度、6年生と1年生が遊ぶふれあい参観日がありました。

当日K太のペアの1年生は、M子ちゃんという大人しい女の子でした。

2人は折り紙でお花を作って遊んでいたのですが……。

折り紙でブローチを作ることに!

M子ちゃんは完成したお花を見て「ブローチみたいでかわいい! お兄さんと一緒につけたい」と言ってくれました。

K太は恥ずかしそうに「いいよ」と答え、担任に事情を説明し、両面テープと安全ピンをもらいブローチを作りました。

2人が胸にお花をつけると、周りにいた1年生たちも「私もやってみたい!」「僕もつけたい!」となり、みんなで胸にお花をつけることに!

子どもの言葉に大人も感心する

すると担任が「6年生が異性の1年生にお花をつけるときは、本人に確認してくださいね」と注意しました。

この言葉に疑問を感じた6年生が数名手をあげました。

そして「先生! 同性でも他人に体を触られると嫌な気持ちになる人もいると思います!」「6年がつけてあげるんじゃなくて、最初に1年生にお手本を見せて、1年生が自分でできるようにサポートしたらいいんじゃない?」と次々と頼もしい意見がでたのです。

子どもの成長を実感した参観日

6年生の姿を見た保護者からは、自然と拍手が起こりました。

すると6年生の担任は頭を掻きながら「いや〜本当に、毎日この子たちから学ばせてもらってます」と恥ずかしそうに話してくれました。

子どもたちが自分の意見を持ち、しっかりと主張できる姿を見て、親として期待や安心感を持ちました。

【体験者:30代・筆者、回答時期:2023年10月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:広田あや子
教育関係のキャリアを経て、ライターに転身。実体験に基づく記事は、「真実は小説より奇なり」を痛感し、体験者へのヒアリングを通じての執筆に特化。プレママ・ママを対象としたサイトを中心に執筆し、特に義実家トラブルネタを得意とする。

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