柏駅から徒歩3分、TeToTe（てとて）4階に子どものための「本の広場」がオープン

柏駅東口徒歩3分の「TeToTe（てとて）」4階に、「本の広場」が2024年12月オープンしました。TeToTeは旧そごう柏店アネックス館を活用した「柏市子ども・子育て支援複合施設」。1階～3階は、「遊びの広場」や送迎保育ステーションとして利用が始まっていましたが、このたびオープンした子どものための「本の広場」に伺ってみました。

4つのエリアにそれぞれ本との楽しさが

「本の広場」の紹介とエリアの見取り図（柏市ホームページより）

「本の広場」の対象は未就学児から中学生まで（保護者の付き添いは小学校3年生まで）。スタッフの方によると、蔵書は絵本や図鑑、漫画など約5000冊。閲覧のみで、貸し出しはなしとのことでした。

フロアは「未就学児エリア」、「アクティブエリア」、「クラフトエリア」、「ゴロ寝エリア」の4つに分けられています。

未就学児エリア

くつを脱いで利用する「未就学児エリア」は、親子でゆっくり絵本が読めそうです。

絵本の並ぶ窓際

「ここの特徴は大型絵本が多いことです」とスタッフの方。カーペットの上でひなたぼっこをしながら絵本を広げるなんて、たまりませんね。

図工机のあるクラフトエリアで何作ろう

クラフトエリア

その奥には図工机が2つ置かれ、机の上にはたくさんの色のペンや折り紙、はさみが置かれています。周りの本棚には工作関係の本が並び、子どもたちの創作意欲が高まりそうです。

いすとテーブルのある閲覧席

もう少し大きい子たちが本を読むのによさそうな閲覧コーナーもあります。静かに読んでもよし、友だちとおしゃべりしながら本を眺めてもよさそうです。

本が魅力的に並べられた書棚

子どもたちの興味を引きそうな分野ごとに、独自の並べ方で本が排架がされている書棚もありました。

テントの中で本が読める「ゴロ寝エリア」

ゴロ寝エリア

4階の一番奥にあるのが「ゴロ寝エリア」。ここもくつを脱いで上がるコーナーです。

テントやキャンプチェア、クッションなどが置かれ、戸外でのんびりくつろぐように本を読めるところです。意外と隅っこが人気があるみたい。

漫画の書棚

驚いたのは漫画がずらっと並んでいること。ふつう図書館ではあまり見られない書棚かもしれません。

別のタイプの閲覧コーナー

円形に机が並んだ閲覧コーナーもありました。調べ物もはかどりそうです。

体を動かせる「アクティブエリア」

アクティブエリア

ボッチャができる「アクティブエリア」。本に飽きたら、体を動かすのもよさそうです。

この日訪れたのは平日の午前中。1階の「遊びの広場」は乳幼児でいっぱいでしたが、ここは親子1組のみ。ぜひ多くの子どもたちに利用してほしいと思いました。