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【MLB】ジャッジMVP争いのライバル、昨季37本塁打ヘンダーソンの開幕戦は不透明に 「再発して欲しくない敏感な部位」と指揮官

  • 2025.3.7
オリオールズのガナー・ヘンダーソン(C)ロイター/USA TODAY Sports
SPREAD : オリオールズのガナー・ヘンダーソン(C)ロイター/USA TODAY Sports

MLB公式サイトは6日(日本時間7日)、オリオールズガナー・ヘンダーソン内野手の開幕戦出場が不透明になったと報じた。
2023年のア・リーグ新人王ヘンダーソンは、昨季159試合の出場で打率.281、37本塁打、92打点、21盗塁、OPS.893の好成績をマーク。MVP投票で4位にランクインするなど、走攻守で鮮烈なパフォーマンスを見せた。今季はアーロン・ジャッジ外野手(ヤンキース)のMVP争い最大のライバル候補と期待が寄せられている。

■先月末に右肋間筋を負傷

現在23歳のヘンダーソンは、2月27日(同28日)のブルージェイズ戦でジャンピングキャッチした際に右肋間筋を負傷。初回の打席後に違和感を訴えて交代した。軽度の痛みがあると診断され、今月27日(同28日)の開幕戦までに間に合わない可能性が高まっている。
オリオールズのブランドン・ハイド監督は、ヘンダーソンの状態について「非常に、非常に期待しているが、無理やり負担をかけるつもりはない。彼がきちんと治るようにしたい。再発してほしくない敏感な部位だからね」と明かし、慎重な姿勢を示している。
ヘンダーソンは昨季37本塁打を放ち、カル・リプケンJr.(1991年)とミゲル・テハダ(2004年)が持つ遊撃手の球団記録を更新。走力はメジャー上位12%に位置し、守備も堅実。公式放送局『MLBネットワーク』が1月に発表したポジション別トップ10では、遊撃手部門で初の1位に選出されている。菅野智之投手が加入し、日本でも俄かに注目が高まっているオリオールズ。群雄割拠のア・リーグ東地区を制するには、若き主砲の復活が欠かせない。

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